ごぶんのいちポカリ -14ページ目

ごぶんのいちポカリ

チワワ15歳
心臓病、腎不全と共に生きています

わんさんが倒れました
病名は肺水腫というもので心臓の働きが悪いために肺に血がたまってしまう病気です

今週の初めにこじぞうさんと1時間半ほど公園に行って帰ってきたら一定のリズムで変な音がするので 何の音だろう?と思ったらわんさんの呼吸の音でした
口は閉まっているのに浅い短いハッハッという呼吸で、暑くもなく寒くもないし絶対に苦しい音です
本人は尻尾をプリプリしていましたがプリプリしつつ立ち上がりまたすぐ座り込む感じ
即座にヤバい!!と気がつき病院へ

少しでも早く連れて行かないとヤバいのにゴールデンウィークですぐ近くにある病院は休み
とにかく近く!と探しても見事に全部休み
家から離れているけど昔からお世話になっている病院に電話をしてみたらGWなのに通常営業していてその病院で診てもらうことができました
病院へ行くまでもとりあえず携帯酸素を吸わせてみたりしていましたが結局発見から診察まで2時間

病院で診てもらい心臓の病気であることと肺に水がたまっていること、マズルも足先も冷たく血圧がかなり低いこと、今この場で死んでもおかしくない状態ということでした
普段見ていても心臓病の特徴的なものに何も当てはまらずいたって普通
ただ、本当は見落としてたのかもとどうしてもっと早くに気がついてあげられなかったのかと後悔してもしきれません
こうなってしまったらもう後悔しても遅かった…
そのまま入院となりました

後でお見舞いに行こうかとも考えたのですが先生から 心臓病の子は興奮させないほうがいい、飼い主さんが来ると嬉しくて興奮して心臓に負担がかかるから今は来ないほうがいいかもしれません と言われ言われてみればまったくそのとおり
わんさんは私と目が合っただけでもとても喜んでしまうので確実に危険…
お見舞いなしの方向で先生にお任せして帰りました

もしこの病院がやっていなかったらもうその時点で死んでいたと思います
他に病院があったとしても病院を見つけて行くまで持ったかどうか…
こんな休みの日に診察をしてくださった先生にはとても感謝しています

そしてその日の夕方に病院から電話がきました
「病状は相変わらずという感じです。お見舞い来ないほうがいいとは言ったけれどもつかどうかわからないし来てもらってもいいかもしれませんが…飼い主さんにお任せします」
と。
お見舞い自体は行かない方がいいけど来た方がいいということは本当にもうだめなのかなぁ…
会ったらさらに悪化するかもしれないし会わなかったら会わないまま死ぬかもしれない
迷いに迷って会うことにしました
会わないからといって治る保証もなく、もし助からないなら私の事を大好きでいてくれたのに私にも会えず病院で一人死んでしまうのかと思ったらとても可哀想で
気も小さい器も小さい小物なのでせめて死ぬときは一緒にいてあげないと心細いはず
そう思って会いに行きました

会いに行くと立ち上がって尻尾を振って寄ってきました
でも呼吸も相変わらずですぐにつかれて座ってしまいます
治療は
強心剤で心拍数を上げる
利尿剤で肺の水を出す
の2つ
肺の水さえ出せれば呼吸が楽になり症状も改善されます
しかしわんさんは薬を使ってもなかなか効果が出ないらしくよくなっていませんでした
肺水腫も肺全体に広がっていてかなり重い状態
もしかしたらこれが生きているわんさんと会うのは最後かもしれない、次に会うときは意識がなくなってるかもしれない、もしかしたら死んでいるかもしれないと考えてしまい別れはとても辛かったのですが長居してもだめだと5分程で帰りました
別れ際も 置いていかれたと思っていたらどうしようと思うとまた悲しい気持ちに
じっと私の方を見ていました

家に帰ってからも助かる可能性があるかもと肺水腫や心臓病について調べてみましたが目につくのは死んでしまった子のことばかり…
肺水腫は常に溺れている状態で苦しみながら死んでしまったという子も多からずいました
わんさんは私から見て2歳児と同レベルの知能と性格をしています
2歳の子が一人でどんなに心細いまま苦しんでいるのだろうと考えれば考えるほど可哀想で助けてあげたくて、けどできることもなくてもうずっと泣きっぱなしでした

そして夜に病院から電話が来ました
様子を伝えてくれたのですがいいか悪いかでいえば若干回復しているとのこと
ただやはりいつ死ぬかもわからない状態らしく「もし何かあったらすぐ連絡します」と言われましたが、いきなり良くなって夜中に電話がくるはずはありません。間違いなく危篤か死亡のどちらかという理由でしか電話は来ません。
昔飼っていた子は夜中に電話が来て亡くなったと伝えられたのもあって朝まで絶対に電話は来ないでほしいと思いながら一晩
明日の朝8時頃に電話をくれると聞いていたのでひとまず8時まで!
でも8時の電話で死んでしまったって言われるかもとどこまでもネガティブに一晩過ごしました

そして朝8時
状態は…
まだ呼吸は荒いですが持ち直したと思います!
と嬉しい答えが返ってきました
会いに行っても良いということで会いに行ってみたらしっぽぷりっぷりの生きているわんさんがいました
やっぱりまだ呼吸は苦しそうな感じはありますがもしかして助かったの???と思えるほどの様子
先生が言うには面会後に見た感じでは助かりそうもない感じの方が強かったけど夜中から徐々に回復してきたとのことでした
今すぐ退院というレベルでもないけどとりあえず峠は越えた!!
やはり長時間の面会は体に悪そうなのでまた明日来るからねと言い残して帰りました

先生が夜にも電話をくれましたが、食欲もあるし薬も飲んでくれるしたぶん大丈夫!と話していただいてやっと安心して寝れました

発病3日目、朝にお見舞いに行ったときには点滴をしている以外いたって元気!
先生からもこれならもう全然大丈夫ですね!様子を見て薬を減らして明日の夜には帰れるかも!?とのこと
わんさんは撫でてー!なでてー!とかなりしつこく撫で撫でを要求し、ケージを開けたら絶対に飛び出てくるというほど元気になっていて、帰り際にはケージのなかから相変わらずの情けない顔でこちらを見ていました

先生的にお見舞いも後追いする子だとちょっと無理かな…という感じだったらしいのですがうちのわんさんはすぐ諦めるのか後追いを全然しなかったらしくお見舞いオッケーとなったようです
飼い主的にはちょっと寂しいと思うけど「迎えに来てくれる!」とわかってくれていたのかとホッとしました

退院のめどもたち本当にほっとしています。
この先一生薬を飲み続けなければいけないし、心臓の負担になることもできず散歩にももう行けませんが家の中では元気に過ごせる時間があります。
この先次また同じ状態にもなると思います。いつか助からない日もくると思います。
その日が1日でも長くなるように、1日でも楽しい思い出が作れるように時間をもらえてほんとうに感謝しています

重篤な状態でも助かったという経験談が誰かの励みになればと幸いです