87CLOCKERS
87CLOCKERSという作品を読んで、久しぶりにブログ書きたくなりました。二ノ宮知子さんという方の作品で、 のだめカンタービレというドラマにもなった作品の作者さんでもあります。何気に出身地が近いというので、無駄な親近感も湧きます（どうでもよいですね＾＾；※ネタバレありますので気を付けて下さい。全巻読み終えて、更にもう一回最初から読み直して、結末は納得できるし、これしかないよなという気もするのだけど、何か辛いんですよね。今まで読んできた作品では、少女漫画を読んだ後に抱く感覚を味わっています。これが最良（最大公約数的な良）だというのは、わかってはいるのですが、辛いんです。じゃあどうなったら満足なの？と言われるとどうしようもなくて、これしかないんだって思わざろうえないっていう方向に思考が向かうようにキャラの性格や成長などが描かれているからなんです。正直、主人公の奏くんや恋のライバルとなっているＭＩＫＥさんなどは、成長や変化があってどちらも魅力的になっていきますが、ヒロインのハナさんは何かあまり好きになれないというか、女性が女性を描くとこうなるのかと…男性が描く女性が綺麗すぎるというか理想像みたいなとこありますから、女性が描く女性の方が現実に近いのかもしれませんね。逆に男性側が綺麗でかっこ良すぎて現実感が薄いのかなと、読み終わった今は感じています。作品自体はきちんと取材されていてストーリーも素晴らしくて引き込まれてしまいました。面白かったのは紛れもない本心の感想ですが、内容はＰＣのＯｖｅｒｃlockの世界を描いていて男性向けのような印象なのに、ストーリーやキャラの設定などは女性向けなのかなぁあんんて感じています。しつこく色々書いてきましたが、なんだかんだ面白かったのですが、終わり方が非常に、う～んという感じになってしまったので、このように感情を文字にしたくなった次第です。久しぶりのブログでしたが、拙い文章になってしまいました。読んでいただいた方ありがとうございました。また、何か感情が動いた時に書きたいと思います。(o_ _)o))
