懐シネ
最近、自分が10代の頃に観た映画を無性に観返したくなります。
Amazonで見つけたDVD…つい買ってしまいました。
1986年に公開された「QUICK SILVER」
当時、映画館では売れ線の映画に同時上映作品がくっついて放映されていました。
何を観たときかは忘れましたが、この作品の方が鮮明に記憶しています。
その頃、私は高校生でした。
土曜日は学校が終わったら、マックを買って独りで映画館に行くのが好きでした。
別に友達がいなかった訳ではないですが、映画は独りでじっくり観るのが好きでした。
この映画観た後は、無性にロードバイクに乗りたくなったのを覚えています。
この頃のケビン・ベーコンは若い…
ライバル役で、これまた若いローレンス・フィッシュバーンが出ています。
マトリックスのモーフィアス役の俳優です。
あの頃のハリウッド映画はよかった…
音楽もよかった…
暗闇の映画館の中で音がしないように手探りで食べたチーズバーガーの味も懐かしい…
疲れているのでしょうか、なんとなく気持ちが後ろ向きになっているようです(´∇`)
襟立てファッション考
最近、やっと季節にふさわしい冷え込みになってきました。
仕事着の上に羽織るNORTH FACEの襟をグイッと両手で引き上げながら…
ポロシャツを着るときに襟を立てる部類の人達のことをふと考えます。
この手のファッションが身体に染みついてしまっている人は、80年代後半から90年代初頭に青春時代を過ごした人達です。
まさに私(アラフォー世代)がそうなのですが…
私が大学生の頃、吉田栄作が一大勢力を築き、アメカジだのトラッドだのが全盛期でした。
夏はHanesのTシャツを着て、素足にデッキシューズを履き…
しかし、バブルはいつか弾けるもの…
20年後の現在、デフレの波、GDPの伸び悩み、消費税と低金利で停滞する経済の中で男たちも草食化が進みました。
昔はクルマと言えば大排気量・高出力が常識で、燃費の悪い外車に乗るのがステータスでした。
しかし、今どきの若者はエコカーだ軽自動車だ、果てはカーシェアリングで車は持たないことがトレンドだとか…
随分と世の中も様変わりしてしまいました。
現代に生きるバブル期の生き残りは、新しい波に飲み込まれそうになりながらも闘っているのでしょう。
大きな波に飲み込まれて揉みくちゃにされて消えてしまうかもしれない恐怖心と流されそうになる自分の弱さと闘っているのかもしれません。
そう言えば…あのトカゲも威嚇のために襟を立てて、結果、走って逃げて行くんでしたね…
ちなみに、私自身は襟を立てることはしません。
なぜなら、襟を立てるということは…私の中ではどうしてもこういうイメージだからです。









