こんにちは!
ロボットクリエイトコーチ、ロボットクリエイターミノです。
未来の科学者、エンジニアになる子供達の夢を、
ロボットテクノロジーの基礎を通じてサポートをしています。
今回はこれから電子工作を始めてみたい!
最終的には(二足歩行)ロボットにもチャレンジしてみたい!
というお子さんや、それらを学ばせてみたいというご両親の方たちに向けて
家庭で手軽に楽しめる「はじめてのLEDプロジェクト第3回目」になります。
前回6月10日の内容では、実際に手を動かして
回路を作成しましたね。
今回は、今後皆さんがご自身でLED回路を
色々と作成・アレンジしていくにあたり
LEDを壊さないためにも
電気について少しだけ学んでみましょうね。
それでは早速いってみましょう!
【データシートを確認しよう】
まずはじめに知っておきたいことがあります。
こちらをご覧下さい。(参考データ)
(日亜化学工業㈱さんの白色LEDデータシートより抜粋)
(下にリンクを貼っておきますね)
これをみると白色LEDにそれ以上流すと壊れる電流値(最大定格)が
記載されています。(30mA(ミリアンペア)以上で壊れるよ)
そして通常使用する時の条件も記載されています。
基本的にはこの条件以下にて使用する必要があります。
(通常は順電圧3.2V、順電流20mA以下が良いといくことですね)
さらにこちらもご覧下さい。
こちらはLEDに流れる電圧と電流の特性図になります。
白色LEDの推奨条件は3.2V、20mAなので赤線の所になりますね。
これは白色LEDに3.2Vをかけた時に
20mAの電流が流れることを示しています。
ということは4Vをかけてしまうと
100mA以上の電流が流れて、LEDが壊れてしまう・・・
ということになりますね。
(↓日亜化学工業㈱さんのデータシートリンクページはこちら↓)
https://led-ld.nichia.co.jp/api/data/spec/led/NSPW500DS(1476A).pdf
(※ちなみにLEDの色やメーカーによりデータシート内の
数値が異なりますのでLEDを壊さないためにも都度確認が必要ですが
基本的には下の写真の様に袋に記載されている情報を守ればOK)
【実際に記載されている情報】
実際にLEDを購入すると袋にこんな感じの
内容が記載されています。(秋月電子通商さんにて購入)
(これは赤色LEDで、この場合は順電圧VF1.8-2.4Vにて使用の事
といった意味合いですね)
以上を踏まえた上で電圧、電流、抵抗の
基本的な計算にいってみましょう。
【電圧、電流、抵抗の計算】
計算式は以下になります。
(電源の電圧VーLEDの順電圧VF)÷流したい電流A=抵抗値Ω(オーム)
例)
電源電圧5V、LEDの順電圧VF=3.2V、
流したい電流10mA=0.01A(この程度で十分)
この条件の時の抵抗値は?
(5Vー3.2V)÷0.01A=180Ω
なので180Ωの抵抗を接続すればLEDに10mAの電流が
流れる事になるのでOK!!
※ちなみに
(抵抗を購入する時は1/4W(ワット)=0.25Wサイズのもので
計算値と近い数値のものでOKです~)
【実体配線図はこんな感じ】
以上をふまえて皆さんも色々と
実験してみて下さいね~(^^)/
(そうそう、皆さんそろそろテスターを
購入した方が良いかもです・・)
今回は以上になります。
最後までお付き合い頂きありがとうございました👋
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