私は長女で弟がいるんだけど、
弟の存在を喜んでいるかといわれると
あんまりそういう感じではない。
小さい頃は嫌いだったし、いなければ
良いのにと思っていたこともある。
大きくなるにつれ、その気持ちは
だんだんなくなったけど、だからと
いって好きでもない。
共通の趣味はあるけど、異性だから
一緒に遊ぶとかもないし、家族だからって
何でも知ってるわけでもないし。
まぁ、それは弟に限らず考えてみれば
父のことも母のことも知らないこと
ばっかりだなと思うけど。
そう考えると家族って自分の
「お父さん」「お母さん」「弟」っていう
視点でしか見てないし、接してない。
頭では違う人間、存在だと
わかっているけど、一個人として
接しているか、向き合っているか
といえば怪しい。
何となく家族だから日常生活の中で
その人のことがわかるような気がして
今まで知った気でいたし、
わかった気でいたけど
よくよく考えてみたら知らない。
別に興味がないとかそういうこと
じゃなくて、そんなことも疑問に
思わないくらい家族って当たり前に
存在しているし、その存在は役割に
よってしか成り立っていないというか。
相手のことを知らなければ
好きも嫌いもないし。
それはきっと家族もそうで。
本当に自分はお父さんお母さんの
ことが好きなのかしら。
お父さんやお母さんに
好きになってもらいたかったとか、
愛されたかったとか、親の一番に
なりたかったとか、それって
自分が生きていく為だけに
親から捨てられない為だけに
必要だと思い込んでいただけの
幻なんじゃないかしら。
生まれながらにして子は
親を好きとか愛してるって
ホントなのかしら。
でも、逆に何も知らなくても
一緒にいられる家族って
すごい存在なのかもね。
弟のことは好きでも嫌いでも
ないけど、おもしろいやつだなぁって
思うし、優しいし、いなくなったら
寂しく感じるだろうし、悲しくなると
思うと思うから、そういう存在なんだな。
家族って好きも嫌いも超越した
そういう存在なのかもしれないね。