7月29日(木)

    午後4時過ぎ、主治医から電話をもらう。

     「かなり容体が悪化している。

      今ならまだ意識もあり話も出来るから今からこられないか。」と言う。

    4時半に母の元へ。

     看護師さんが、

       「会わせたい人が居るなら来てもらってもいいですよ」と、

     このコロナ渦の中でも

       「来てもらった方が良いんじゃないの」と、

     私の気持ちを察してか、進めてくれたので、夫と娘たちに来てもらった。

 

     やはり、この時期なので、体温、消毒、・・・そして面会は2人づつ5分程度。

 

     そして、

      この時が、夫と下の娘が生きている母に会えた最後の日となった。

 

    私は、看護師さんに

       「私、明日も来ても良いですか?」

       「1人だけなら良いですよ。」

       「こんな時期ですし、夕方の方がいいですか?」

       「夕方よりも、午後2時くらいのほうがいいです。」

       「わかりました。来ます。」

     

           まだ、母は大丈夫、そう思って病院を出た。

 

      自宅に帰ると、介護保険証が届いていた。   

                あけていみる・・・・・・・・・要介護5。