息子が10時間に及ぶ手術をしても発作が収まる事はなかった

あんなに痛くて痛くて苦しい思いをしたのに

退院の時に息子が言った言葉は

自由にコンビニ行けたりお出かけ出来たり、美味しいものが食べたり出来る事が

こんなに有難い事だと思わなかった


と、いう言葉だった

手術したのは息子が15歳の時だった

この年でこの言葉が言えるなんて

なんて息子は凄いのだろう

と、あらゆる事に気がつかせてくれた

発作があっても何でも、生きててくれるだけで有難い

今日も朝から美味しい空気が吸えて

スーパーにも行けて

朝からみんなとご飯が食べれて

実家の母親にも電話しておしゃべり出来た

当たり前の本当に何でもない日常が

こんなにも有難い事を

息子が痛い思いをして

私達家族に本当に大切な事を

教えてくれた

子供を産んで、スムーズに社会人になって

結婚して、孫が出来て

そんな大きな幸せでなくていい

今日も息子と娘が元気に学校にいく姿が見れて

洗濯して

掃除して

お庭のお花を見て


ご近所さんに回覧板を持っていき

少し楽しい立ち話をしたり

そんな小さな幸せでいい


小さな幸せの良さを知ってしまったから

大きな幸せでなくてもいい