新発田名物「もつラーメン」
去年、初めて新発田へ来たときから気になる看板がありました。
もつラーメン ネーミングから言って油っこく、癖のある味のラーメンを創造してしまう
新発田名物 名物だからと言って美味しいとは限らない・・・
そして新発田の代表的ラーメンとも限らない
兎に角、時間が有ったので立ち寄ることに
外見は普通の食堂
もつラーメンが看板メニューの食堂
「みやむら」
「もつ」に自信があるように思えたので注文したのは
もつラーメンともつ丼セット
この量で1,050円とは良心的
あとは味さえ良ければ文句なし・・・
と、思いながら料理を見てみると
もつラーメンともつ丼なのに「もつ」が見当たらない
どんぶり飯やラーメンにふんだんにちりばめられた肉の招待は
カシラやコメカミの肉であり、もつと一緒に煮込むこと・もつ焼きのメニューに載ることは有っても、それ自体が「もつ」と呼ばれることは無いものだと思っていた。
新発田ではカシラやコメカミも「もつ」なのだろうか
私の概念では「もつ」=内臓肉。
私が間違っていたのか
しかし、肝心なのは味・・・
と、言うことで食べてみることに。
「もつ丼」は肉と蒟蒻を醤油ベースのたれで煮込んで、最後に軽く炒めた玉葱を加えた様なもので、味は染みているものの汁っけが全くない。丼物にする意味が全くないような気がした。
美味しいのだが、ご飯と別にして「もつ皿」として出すか、上から汁を垂らすかのどちらかにしてもらいたい。
そして、本命のラーメン。
醤油ベースのスープはしっかりと自己主張できているが非常に優しい味。
麺は細めでスープが絡みやすい程度の縮れ麺。
スープと麺と肉のバランスが非常によく取れてとても食べやすかった。
全体的にはとても美味しく、値段も良心的。
ただ一つ、気になるのがネーミング。
これって本当に「もつラーメン」と呼んでも良いのか
気になる方は一度味わって「もつ」か否か、ご自分で判断なさってはいかがでしょう・・・
みやむら食堂
新潟県新発田市
大手町5丁目5-7
0254-26-1213