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robamimi123のブログ

素人クリエイターの ココだけの話を集めました。



デザイナーというほどでなく



身近なダンサーさんたちに 衣装を趣味で作ってあげてるという Mさん。



ふだんは パート勤務、子育て・家事に いそしむ



ほんとに 優しい雰囲気のママさん。



そんなMさんには ついつい こどものように甘えてしまうのでしょうか、



ダンサーさんたちは なかなか 甘え上手に いろいろおねだりしています。







Mさんは今のミシンを買うまで 糸の番号も知らない全くの素人さん。、



作るものの仕上がりは 確かに 



不器用なお母さんが こどものために作った通園グッズレベル



だけど 100均で たっくさんキラキラするものを 集めてきたり



お花の作り方をたくさん知っていたりするのが 魅力なのだそう。







そして、こだわりの強いダンサーさんの要望・・・



・・・複雑で個性的な カットのデザインを、



あれこれ調べて 作ってしまうらしいのです。






こういうとき、手仕事で根気よくやる人のほうが強いですね。




縫い目がまずかったりするけれど



たっぷり がっつり 縫い込んでくれるのだそうで,



お代金も ほぼ材料費のみ。







ある日、そんなMさんのうわさを知ってか



大きなチームの主宰の先生Kから 連絡があり



Mさんの衣装のファンです、もっと 作品を観たいので




SMSでつながってくださいとの申請が。







とっても 喜んだMさん、




それまで以上に 衣装を作り、作っては SNSにUPするようになりました。











UPするたびに K先生も 賞賛のコメント




作品投稿だけでなくプライベートな投稿でも交流し、




傍目には「よく からんでるなあ」と見える関係に。




そのチームの生徒さんにも知られるようになりました。










そのうち  何気なく衣装の作り方に触れられるようになりました。



その装飾、どうやってつけるの?



パーツどこで買うの?



ミシンいる?


などなど、コメントに。







Mさん、あまりにチープな裏ワザが 恥ずかしく 




「たいしたことないですよーびっくりするくらい簡単で安いので、誰でもできますよー」



とお茶をにごしていました。







そのときは 本当に 謙遜のキモチからでした。



だって、高級なブランド衣装ばかり着ている先生が



本気で聞くわけがないし、教えること自体が 失礼、と。






ある日 K先生からメール



「今度のダンスイベント 行くんだってね。私も行くんだよ。

確か、出演する●ちゃんの衣装作ったんだよね、おひろめ楽しみにしとくよ。

でね、ほかの作品の実物をもっと見てみたいの!持ってきてくれないかな」




そのダンスイベントで おひろめされた衣装を観るときの

K先生の するどい目に Mさんは ハッとしたそうです。




衣装全体を見て楽しむ人の目ではない、


仕立て、パーツのクオリティを 寸暇で確認するような。





さすがに 良いものを たくさん着ていらっしゃるから、


私の作品に あきれてるのかもしれない・・・


●ちゃん、ごめんね。





謙虚なMさんは ほんとうにそう思ったそうです。







だけど K先生は イベント後にMさんを お茶に誘い



ぜひぜひ 持ってきてくれた衣装を見せて!と 。






そして、リクエストのあった Mさんの作品2点を 表、裏、



目を光らせて 見入ったそうです。






あれ?もしかしたら・・・・


まさかと思うけど・・・・



Mさん なんとなく  後悔しはじめました。





先生の鋭い目は


衣装の全体像や 仕立てというより



組立そのものを 見ている、そう感じたそうです。







そして 遠慮のない質問責めに 会いました。



ウエストのゴムは ?



この縫い目は 普通のミシン?



伸縮する生地の扱い全般・・・・



この生地の仕入れ先は?



このストーンは・・・



接着剤は何を・・




まとめ買いのとき便乗してもいいか、なんてことまで。








質問の内容から ピンときました。



この人、 自分で衣装を作ろうとしているんだ。




Mさんはそれまで


通常の洋裁とは違う 衣装作り特有の難しさ・簡単さに ことごとく ぶつかり


市販の洋裁本、ネットの情報、試作品を闇に放り続けながら



ひとつひとつ ノウハウを身につけていったから、



だからこその直観でした。







今では Mさんならではの裏ワザもあるそうです。





いつものMさんなら



困っているダンサーさんに こっそり教えて いっしょに作ったりしてあげているのです。




でも K先生には 教えたくないと思いました。








はじめから そのつもりだったわけです。



SNSのつながりだけで、ほめてアゲて、



ノウハウだけ、タダで もらいにきたわけです。









ふつう、ダンサーさんが



「お金が無いから 自分で作ろうと思ってます。


ネットで調べて ここまでやってみたけど、自分の手には負えない」、とか


「特殊なミシンがいると あとで分かった、



途中でやめるわけにはいかないので 相談にのってほしい」、とか




そんなことを言ってくると 



自分でやるのだから やり方くらい いくらでも聞いて、と



教えてあげられる。









だけど、



お金もステイタスもある 先生が




おそらく 作ろうとして すぐに つまづいて



素人の私に そうとは気づかせずに しれっと


聞き出そうとしてくる。





それが不快だったそうです。




ものを人に頼むって どういうことだろう


人の頼みを受けるって どういうことだろう



Mさんは ぼんやり思ったそうです。






幸い、いくら 質問攻めにしようと 




アタマで考えただけでは「何がわからないのか分からない」



のが ものづくりの世界。



手を動かして 失敗を重ねてこそ 何を教わるべきか見えてくる。




Kさんの こどものような質問には



毒にも薬にもならない答を あてがったまででした。





話が とぎれてきたところで



「もしかして オリジナルで制作されるんですか?」



「ああ、うん、できたらいいなあって」



「先生の存在感だと、ゴージャスにしないと衣装が負けちゃうから 大粒スワロとかキラキラさせまくってほしいです」


「あ、ちゃうんよ、頼むとかじゃないの、

かまん、かまんからね!気つかわんとって!」←遠慮してるけど しっかり仕事拒否。



「ダイジョウブ、思ってません(笑)まさかまさか 私の作品なんて・・・笑 


先生んとこ、確か縫える人いましたよね。


この程度でしたら作れると思いますし。」




「んー・・・」



「だし、世間でベリー衣装つくってる人って、必ず洋裁をやってるわけでもなくて、


見よう見まねで創作・工作感覚みたいな人も多いです。」


「そう・・・みたいだね」




「作り方も人それぞれみたいで、和装のように細かい決まり事も無いようですし」




「んー・・」



この先生、けっきょく 何が目的なんだろなあ。



作ってほしいわけでもないし。



私に何を言ってほしいんだろう。








結局 その日は  未消化のまま おわかれしたそうです。




後日




先生からメール



「このあいだは ありがとう。勉強になりました。教えてもらうばかりごめんね。



次はこちらから、お礼になるかわからないけど。


Mさんは 何か困ってることや、知りたい情報ないの?



うちにもクリエーターがいるよ。腕もよくてセンスもバッチリ。何でも聞いていいよ」






なるほど。



SNSで先生のよく言う


「信頼のおけるデザイナーコンビ」のことか。


「先生んとこ 縫える人いましたね」と私が言った人たち。



なんで私と からませたいのかなあ。







改めて、SNS上で そのクリエーターコンビの作品を見てみた Mさん。






確かに完成度の高い 



多くの作品を作っているけれど 何かのコピーばかり。



洋裁を勉強した人の作るきれいな仕上がりは 画像からも十分わかる。



でも、でも、何か、衣装っぽくないのはなんでだろう・・・





技術があっても ダンス衣装に関しては 手をこまねいているのが わかる。



危うさが無いからか?



いずれにしても




研究や試作の段階を ふまないタイプだなと 感じたそうです。






Mさんの返信

「そうですね、お直しとか難しいのでお断わりしてますねー。


でも、それはノウハウというより 手先の熟練度なんでしょうね。

不器用な私は、こわいのであきらめてます。


先生の衣装も お二人がお直しされるのでしょ? すごくフィットしてるので すぐ分かりました。

私は私のできることを 喜んで下さる人にしていこうかと・思ってます・。」

そういう内容を 角立てずにお答えしたそうです。




K先生


「わかった!お直しだね。あの子たちダイジョウブだよ!教えられると思うよ。


決まり!衣装サークルつくろうよ!


そこで情報交換したら?来週あたり初顔合わせ!」









肉食系の底力を 痛感したMさん。



サークル??情報交換?????



いったい何の誰のための???




お直しって、ふつうに情報あるし、私しないって言ってるのに・・・


で、それと引換に 私の制作ノウハウもってこいってこと??




人のいい のんびりMさん、やっと 怒りがふつふつと わき。





うっすら思い出していました。








すてき、ほしい!と熱烈にほめてくれた作品を、買い手がないのでどうぞ、と材料費でいかがと申し出ても 絶対受け取らなかった。



子どもクラスや グループの発表で衣装に困っていると相談され、


材料費で作りますよ、メンバーさんに直接会いますよ、と言っても、必ず断わり


そのたび 縫い子コンビにレクチャーしてくれと言われた。






ことごとく 丁寧で長い文章で お断わりされました。



遠慮深い方だと思っていたそうです。





に比べて、今のこの 食いつき様。。。





あ、喰われる・・・文字通り そう思ったそうです。







「そんな もったいないですよ、お直しとはいえ、先生が信頼されてるデザイナーさんの技術を簡単に頂くわけにはいきません」




「二人も興味深々なんだよ。Mさんに期待してる。すごいよ、あの衣装は。ぜひ教えてあげて!




遠慮しなくていいから。



二人にうちのチームの衣装、任せたいの。いい腕してんだから。


でも、普通の洋裁じゃわかんないことがいっぱいあるらしい。」




やっと 本音が出た。


サークル・情報交換という名のもとで


「タダで教えて下さい」と言わずにすむ。



プライドが保たれるのだろう。




よくわかりました。



「あんたの作品はいらない、あんたの腕はいらない、ノウハウをよこしなさい」



ずっと、そう言われてきたんだな、と。





「いえ、申し訳ないですから・・・サークル参加できる時間もなさそうだし。」




「じゃあ、子ども衣装は?親御さんたちが困ってて。」




「いいですよ。市販の本から利用できる型をお伝えして 手縫いでOKなのとか みつくろっときます。



この前お会いした方たちですよね。子どもが同じ歳っていうのもあって、



SNSでつながってるので、連絡しときますね」






「あ、それは やめてほしくて。。。やっぱ、二人に伝えてほしいかな」




「え?そうなんですか??」









その後もMさんに サークル準備の 催促が繰り返されたそうです。



「今度の ライブに着たい衣装の構想ができて 二人に任したいので 


制作サークル 急いでほしいんだけど。。。」的な。






「すみません、少し遠いのと、やはり時間がないのでサークルはできません。



お持ちできる情報なんて、恥ずかしいす、無いです。」



丁重にお断わりするも、


なかなか あきらめてくれないらしく。。




そのうち 作品のコメントらんに



かつてMさんに直接聞いた制作ノウハウを 書き込みし始めたのだそうです。



「これって、○○なんだよね、みごとな裏ワザ!思いつかないよねー」というふうに。





それは、なるほどと関心されることもあれば(つまりネタばらし)



安iい資材の利用など 衣装のイメージを損なってしまうようなものもありました。



素人の趣味とはいえ 営業妨害ですよね。







Mさん、しかたなく



Mさんがネット上で 集めたノウハウの一部、


 基本の基本(それでも数十ページに及ぶ)を添付して 



先生にメールで送ってあげたそうです。









「こんなことしかできないけど、ご期待にこたえられなくて ごめんなさい」



とても悔しかったけれど、



決して怒らせてはいけない相手であること、



その人に声をかけられて はしゃいだ自分が悪いこと



でも、もっと いいノウハウや自分の裏ワザは 渡さないこと、



ショップさんでも信頼を築いて



お得意さんになってこそ 安く生地をわけてもらえたり



取り寄せの無理を聞いてもらえたり 自分の特典は盗まれるものではないのだから・・・




そう自分に言い聞かせて



もう、こういう人に関わらないぞと 誓ったそうです。






K先生、その お宝メールに ありがとう!!!!!!と有頂天。


それ以来



SNSのコメントも いいね!も全くなくなったそうです(笑)






わかりやすい方ですね(笑)








そして、後日 先生の投稿が目にとまりました。




先生自身が 生徒さんに作られた  初歩的な技術だけで作られた衣装。


どうしたいのか分からないカット 100均のストーン 


おそらく まだ 特殊生地に慣れていないような縫い目・・・・





「でも、すごく やさしい あったかい 衣装だったの


生徒さんへの思の深さを感じた



ノウハウがわかったからって、大人用1着でも 大変なんですよ。



ほんとに衣装が好きなんだな・・・」





なんて おっしゃるMさん、人がよすぎます(涙)









で、先生のソロ衣装、初のオリジナル!という投稿では・・



「Kの デザインを  親友デザイナーが手掛けた」、とかで



本番シーンが花々しくUPされてたそうです。





細部までは分からなかったケド、先生の個性にぴったりで


いいかんじだったそうで




「わたしたち、これから衣装制作ユニットはじめます!お気軽にお問い合わせ下さいね!」


との ごあいさつが 添えられていましたとさ。








Mさん、





それ以来





何かを「教える」とか



その人の夢や構想を じっくり 聞いてあげる

タダで 働く 、 



家族以外の人に どうなるか分からない手間をかける、




・・・・・・・・・

ということは  一切 やめたそうです。




また、



ほめられても なびかない



すぐに 仲良くしない・・・


すぐに 会わない・・・






そういう自分が、さみしい、



ステージに立つ人って、こんななの?



さみしい世界ですねって。









そうですね、華やかな世界は残念なことが 多々あります。



その中で Mさんの あったかい心にふれられた人は ラッキーです。




Mさんは さみしい人ではありませんよ。



人によりけり、甘やかさず その人の力を出せたのならいいのではないですか?



K先生は いい衣装を作ったのでしょう、泥くさい作業を知るうちに



きっと さみしい人ではなくなると思いますよ。




それでいいんですよ!Mさん。



商売を 真剣にがつがつ やろうとしてる人に


目をつけられるって、光栄じゃないですか。




コイツ オイシイと思われてるって、



それだけね 何にも変えられない 値打ちを持ってるって証拠ですよ!





傷ついたと思うけど・・・



キモチを分かる人は いっぱいいるから、



ものづくり、続けましょうよ。





ゼロから 方法を見抜いて かつ簡略化してしまう


その力は ただものではありません。




コピー野郎、横取り野郎に 負けるわけがありません。




つくり うみだす喜びを 知ってる者の勝ちですよ!




また話しましょうね。