来年2022年9月から始まるGCSEコースの説明会が先ほどZoomで行われました。
まずは[Third Formという学年の履修教科]などの情報です。
なお、情報に関しましては、息子の学校の状況であること、数あるパブリックスクールのたった1校のケーススタディ(a case study)に過ぎない情報として、あくまでご参考までにお受け取りいただくようにお願いします。情報の利用に関して責任は負いかねますので、各校の正確な情報は、当該学校に直接お問い合わせください。
息子の学校のThird Form(日本の中学1年生の9月開始)では
20教科履修することになっている。
個々に自分の適性や興味の「気づき」を促すことを目的に
非常に多岐にわたる内容を履修している。
基本的には広く浅くだが、例えば数学、
6レベル分け(Set One-Set Six)されていて、
教員に才能を見出された生徒は、
週1でラッセルグループ所属の非常に優秀な大学のプログラムに参加している。
その他の教科(運動・音楽含む)についても同様な対応が見られる。
生徒の特性に沿って、とことん道を広げるサポート体制が整っているように思う。
さて、次は[GCSE]についてです。
Fourth Formという学年から2年間(日本の中学2年生の9月開始)履修する。
息子の学校では最低10教科履修する
[必須教科] 下にある5教科(Science3教科)が必須。
English
Mathmatics
Modern Foreign Language
Science (Biology, Chemistry, Physics)
Religious Studies
Scienceは生物・化学・物理に分かれています。
ただ、この学校のScienceはDouble Gradeシステムを採用していて、3教科でも2教科の単位としてカウントされるそうです。
Double Gradeというのは、トリプルGradeよりも学習内容が浅く狭いそうです。ほかの教科への負担軽減や、苦手な生徒がほかの教科を楽しむ時間を確保するため、だそうです。
Science大好き少年少女は、個々に先生に相談すれば、自分の興味ある研究を学校の施設を利用して、先生のご指導を仰ぎながら追求できるとのことです。
これは他のどの教科にも当てはまるとのこと。楽しそう・・・
[選択教科]下の教科から3教科選択
Art and Design
Classical Civilisation
Computer Scuence
Design and Technology
Drama
French
Geography
German
History
Latin
Gratin(Latin and Greek)
Music
Spanish
選択に関して、楽しむことを心掛けて選択するように強く言われました。
先日、学校の見学ツアーに参加しました。
それはもう、どの教科を選択しても、本当に楽しそうです。
でも、GCSE試験のレビューによると、教科によってはGCSEの点が取りやすいor取りにくい、があるようですので、息子にはGCSEの過去問や受験経験者のコメントなども参考に選んでくれるといいな、と案じています。
この[GCSEがどのように大学受験につながっていくか]
が気になるところですよね。
申し訳ありませんが、オミクロン株の影響で、諸所の対応が必要ですので、次回の記事にあげさせてください。