製図試験.com 一級建築士設計製図試験受験合格指針 -2ページ目

製図試験.com 一級建築士設計製図試験受験合格指針

一級建築士設計製図試験合格の道
それは全ての道から通じています。
本、映画、出会い、テレビ、ネット
様々な角度からの合格への気づきを
お届けします。

zone@学科製図.comです。
こんにちは、再現図の所感その4をお送りします。
これで最後です。
その1 http://ameblo.jp/roadto1kyu/entry-12093819732.html
その2 http://ameblo.jp/roadto1kyu/entry-12094640816.html
その3 http://ameblo.jp/roadto1kyu/entry-12095023708.html

■試験に向き不向きはあります。
試験には向き不向きがあります。私みたいに管理能力が弱いザル
な人間には、試験という制度は非常に不向きです。
不向きだからどうするのか、受験しないのでいいのであれば
止めるという選択肢もあります。私の場合は、将来独立するため
にどうしても必要な資格でしたから、この不向きとどう戦うのか
が一番大きな山場でした。
建築の設計がどうのとか、計算や知識がどうのという話ではあり
ません。管理能力、物事を整理整頓してまとめる能力を指します。
私自身は、実は苦手なんですよね。
そういう場合は、なんらかのゲートというかチェックポイントと
いうか、監視機能を付ける必要があります。


それは、内在化できるのか、外部にゆだねるのかがあります。
試験という視点で考えると、その自己監視機能=管理能力を
内在化することが求められているわけです。
試験との戦いはここが山場である方も多い、そう思います。

■本年度課題でのミスの傾向ではないミスについて
上記したように当たり前の管理能力が足りないこと、もしくは
本試験で舞い上がってしまったことで、それが下がってしまった
ことによる致命的なミスは、毎年この試験で繰り広げられる悲劇
です。

毎年です。いつもです。エブリタイムです。

屋上庭園を2階に計画。
→階指定がしてある部分については、ほぼひとつで不合格になる
ことが今までの採点結果からはわかっています。
採点ミスもあるので合否は不明ですが、階数間違いが散見され
ました。

商店街・公園との関係性
→商店街・公園との関係性は非常に強く求められていたはずです。
この課題に限らず、周辺との関係性を重視していない方は単に
その部分を読み飛ばしたと思っているかもしれませんが、そう
ではないのです。普段から周辺環境を意識していないため、
あたかも無関係に計画して起こったミスです。

日照と採光の書き間違い
→採光に配慮して南側に面するように室を設けた、という記述は
私なら減点します。どうでもいいかもしれないけれど大切な
違いなわけです。

商店街側にサービス駐車場
→わざわざ車止めまで付いている道路側に駐車場を設けるという
ことも読み間違いというよりは、その点が意識されていないと
いうことが原因です。

あたかもこの平成27年度の試験の特徴的なポイントのような点は
実は、ごく一般的な建築のチェックポイントそのものであると
いう点を指摘しておきたいと思います。
何度も受験していて、なおかつ合格にたどり着かない方は、この
点を是正しいく必要があるわけですが、生活習慣病みたいになって
いるとなかなか直すのが大変です。
来期はこのあたりからやっていくべきかと思います。

再現図返却は今朝最終分が終わりました。
全返却終了しています。まだお手元にない方、
今しばらくお待ち下さいね。

再現図を提出していただいた方とは
来週25日から別途サイトを開設します。
もう再現図にはならないかもしれませんが、
参加したい方は再現図+添削費3,000円を
学科製図.comまでお送り下さい。


■平成28年度の申込はいつからですか?
さて、来年度のカリキュラムと募集は
12月14日月曜日から公開と募集を始めます。
現在、そのためのホームページの再構築含め
毎夜がんばっています。

■本年度課題の解説動画講評を無料公開しています。
試験直前のまとめの資料を基に解説。

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zone@学科製図.comです。
おはようございます。再現図の所感その3をお送りします。

■一般解と特殊解
所感もその3になりますが、常に物事は、普遍的な部分、
その時に応じた部分、算数でいう「一般解」と「特殊解」の
混合でできています。
一般解部分が多いと汎用性の効く、しかしどこでもあるもの
になりますし、特殊解部分が多いと、一回性で手間の掛かる
でもどこにもないユニークなものになります。
その一般解と特殊解の線をどこに引くのか、これが非常に
重要なんですよね。
どこまでを工場製品とし、手仕事とするか。コストと工期の
バランスのような話ですが、製図試験にもこれがあてはまり
ます。


■本年度課題でのミスの傾向
上下階不一致、室欠落、このあたりは不合格になる致命的なミス
なのですが、本年度再現図を観ていて、いくつか本年度なりの
特徴があります。

住宅部門に関わるミス
・避難用の階段が外階段から内階段に変わっていく答案。
・そもそも基準階に階段が1つしかない答案
・外廊下なのか内廊下なのかわからない答案
・基準階部分が3階であったため、4階5階になったとき、
 どんな構造になるのか不明な答案
・1階のセキュリティが管理人室のみという答案
このあたりが厳しいんだと思うんですが、
最後の1階のセキュリティについては、付けてない方が
半分程度で本当にびっくりしています。
出題も変わってましたよね。あれは出題ミスだと思われること
もあり、1階のセキュリティはなくても一発で不合格になること
はないと思われます。

デイサービス部門
・使い勝手が極端に悪い答案
デイは、意外と何もないんですよね。この使い勝手の悪さを
書き連ねていくと延々とあるんですが、減点要素としては、
図面がないと説明しにくいですね。

共用部門
・レストラン、ギャラリーが、商店街との関係性を無視して
 いるような答案
・1階で南、西側の公園を全く無視しているような答案
このあたりが厳しいでしょう。

2つ以上踏んでいる場合は、かなり厳しいと思われます。
ただ、過去には、採点でのミオトシがあるので、
こればっかりは私たちも予想できません。

あとは結果を祈るのみです。


■平成28年度の申込はいつからですか?
さて、来年度のカリキュラムと募集は
12月14日月曜日から公開と募集を始めます。
現在、そのためのホームページのやり直しを
添削をしながら考えています。

添削ですが、17日まで東京出張が重なり、
18日からの返却となります。
長い間お待たせしていますが、
今しばらくお待ちください。


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http://ameblo.jp/roadto1kyu/entry-12085031794.html


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zone@学科製図.comです。
おはようございます。再現図の所感その2をお送りしますね。

■場を読まずして建築士になれるのか?
あなたが回答した敷地に行ってみましたか?
大きな公園の一角北東部分にデイ付きの高齢者集合住宅です。
東側には駅から続くオープンモール型の商店街が続いている、
そんな敷地です。


あるわけない。

そうです。試験上で設定した架空の土地ですから。

でも、この場、この空間、この設定をイメージできてないと
なると建築士としてはダメです。
その場にいったイメージを持たないとね。

東側に商店街があって、そこからサービス駐車場とか、
東側全部壁とか、南側に管理を集中させて、公園との
連携ゼロとか、現地に行ってから設計してたら、到底、
そんなことにならないような答案が山積みです。

結局、敷地を読んでないんですよね。

どこに建ってもいい施設を単に計画しているだけみたいな
答案って魅力がないです。
しかも今回は、設計条件にかなりうたっているんです。
それだけに、周辺条件を含む場を読んでいない答案、
実は結構多いんです。

商店街に開いた計画にしませんでした(涙)
という方は多いんですが、

公園を活かせてません(涙)という自己判断をしている
方はほとんどいません。平成26年度であれほど痛い目に
あっているんですが、もう忘れちゃったかな?

全体的には、敷地条件はあまり読めてない、
そんな印象です。

※所感その2:
現地調査をやるようなイメージで読解するように
指導しなおそうと思いました。


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現在、そのためのホームページのやり直しを
添削をしながら考えています。

添削ですが、17日まで東京出張が重なり、
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長い間お待たせしていますが、
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zone@学科製図.comです。

■今年の再現図添削はいつにもましてゆっくりやっています。
すみません、なかなか還ってこないなーと思っている皆さん。
じっくり見てます。眺めているというか。
今年は採点だけでなく添削しています。その方がいいかな、
というだけでですが。
今回から連続シリーズで、その所感をお届けします。


■重要な基本の前に。
残念ながら、試験は、採点しなければなりません。
設計製図試験は、設計ではなく、試験なのです。
試験である以上、仕方のないことです。
なので、設計が上手であっても点数が取れない、
減点項目が多いと、合格にはたどり着くことはできない。

今回添削をしていて、そのことを痛感します。
あー、この受験生、かなりがんばってるなー。
資格学校でしごかれた様子がある。
線もきれいだし、計画もいい。
でもチェックが甘すぎて、減点だらけ。
これでは合格できません。

面積間違い、面積足らず、室数間違い、
そういったチェックミスが今年は非常に目立ちます。
こういうスキのある図面は減点しやすい。

もしかするとこんなシンプルなことであっても
資格学校はシンプルなことすぎて、教え切れてないのではないか?
そう感じます。

二方向避難には十分気をつけてコア配置するように。
これは気をつければできるんですが、
室名を間違えないように、というのは、
意外と簡単ではないんです。

簡単なことは実は直りにくい。

これ、受験業界の常識です。
理由は簡単だから、いつでも直せるからです。
いつでも直せることって、いつまで経っても直せないから
いつでも直せることで残っているわけです。
できているのであれば、既にいつでも直せることからも
外れているわけですから。

家に帰ったら、手を洗ってうがいをする。
そんな簡単なことですが、これができないんですよね。
この感覚を製図試験に持ち込まないと、
イージーミスはなくなりません。

挙げ句に、いつまで経っても合格できない症候群に
掛かってしまう。

さて、それをどれだけしつこく指導できるのか。
そして学科製図.comはしてきたのか。

社会人なのだから、実務をやってきているのだから、
そんなことは言い訳になりません。

できてないことだけが事実です。

猛省しているだけではダメ。
どう手立てするか、です。

※所感その1:
イージーミスをなくすための方法論を
もう一度学科製図.comでも教え直す必要性がある。


■平成28年度の申込はいつからですか?
昨日、夜中に電話いただきありがとうございます。
26時はちょっとびびりましたが。
「ががばば」かと思いましたw。
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現在、そのための積み上げ直しを
添削をしながら考えています。


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zone@学科製図.comです。

■再現図の添削スタートしています。
今年は、以前からのご要望もあり単なる採点だけではなく、
再現図の添削を盛り込んだものに変更しました。
今回の添削内容は、できるだけ読者の皆さんと共有したいと考えています。
次週以降、合格発表まではそれらの添削情報をお届けします。


■今何をしたらいいんでしょうか?
先週くらいから毎日電話が入るようになりました。
絶対に今年はダメだとわかっていますが、
今、私は何をしたらいいんでしょうか?

来年の10月9日に例えば何かを成し遂げようとする場合、
これから約11ヶ月間の間に何かを積み上げていくことに
なるわけです。

11ヶ月。

なかなか短いような長いような。

月々日々に積み上げていくことが重要になりますよね。

まずこの時期であれば、建築に対する見聞を広めていく
ことが求められますが、それって普段からやってますよね。
生涯、建築は勉強ですから。

今なら好きな建築家の本を読んだり、
建物を見学しにいったりすることをおすすめします。

試験勉強よりは足下を固めていくことが重要になります。


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