第10回 国道342号旧道 祭畤大橋 夏の終わり
今回の連載の表紙写真をフルバージョンで。
橋手前のめくれ上がったアスファルトが地震の凄まじさを物語ります。
壊れた橋の先には、数百年変わらない、青空と緑が広がり続けます。
橋の突端部、接続されていた橋梁部は遥か下に転落しており、この秋の工事で撤去されますが
その他は残されるそうです。下記に詳細が記されたニュース記事をリンクしました。
一部橋げたも保存へ 一関・厳美の祭畤大橋
さて、来年はどのような姿を見せてくれるのでしょうか?
おそらくこの写真に写っている箇所は、このままの姿で残ると思われます。
出来ることなら、解体前に許可を得て橋の下から撮影したいと思いましたが
行けずじまいとなりました。
整備工事が済んだ後の正式公開を待とうと思います。
2時間に渡る撮影の後、ふたたび祭畤(まつるべ)温泉かみくらに立ち寄り、帰宅の途につきました。
そう、この場所に訪れるのは2度目です。
初訪問は2009年2月1日。雪に覆われた季節のことでした。
では、次回より5回にわたり、国道342号旧道 祭畤大橋「冬」編を
お送りしたいと思います。