ビットコインは5月に史上最高値を更新し、
今年の年末までに25万ドルを記録することはほぼ間違いないとまで予測する専門家も多いです。
もはやビットコインを持たないことの方がリスキーであり、
まだ仮想通貨を知らない人はどんどん時代に置いて行かれてしまうでしょう。
しかしながら、Googleの量子コンピュータ研究チームによると、
ビットコインをはじめとする仮想通貨のセキュリティを破るのに必要な「量子ビット数」が、
従来考えられていたよりも少なくて済むということが分かったそうです。
ちょっと難しい話なのですが簡単に言うと、
「ビットコインの暗号を解読するのは意外と簡単だった」というわけです。
とはいえ、俺たち一般人が簡単に破ることのできるセキュリティではないのでご安心を。
ただ、近年の量子コンピュータの急激な進化により、
ビットコインに脅威が迫っていると指摘されているのです。
この分析結果には賛否両論がありますが、
当然と言えば当然なのかもしれません。
人間はAIという武器を手に入れてどんどん新しい技術を生み出し、既存の技術をどんどん進歩させており、
デジタル・リアル問わず、この地球上にあるものはすべて、
日々グレードアップしています。
数年前には最新鋭だった高度なセキュリティが、
新しく開発したシステムによって破られることもあるでしょう。
毎分毎秒進化し続けるテクノロジー社会において、
今日の最新は、明日の最古なのです。
ビットコインで盛り上がって仮想通貨の冬が終わったなんていわれていますが、
解読技術の進化によって、仮想通貨のシステム自体が脅かされる時代が来ないとも限りません。
ビットコインフィーバーで仮想通貨の民が湧く一方で、
量子コンピュータ業界から言わせれば、
「デジタル通貨に利用されている暗号解読アルゴリズムもいつか破られる日が来る」というのです。
目に見えないモノの価値が高まっている現代は、
「枠にとらわれない価値観や多様性のある社会こそが正しい」
と思い込もうとしているようにも感じます。
そういう社会の雰囲気を「風の時代」なんて表現する界隈もありますが、
時代とは移り変わるもの。
いつかまた、デジタルからリアルへ、
精神的なモノから物質的なモノへ、
重視される対象が変わっていくのでしょうね。
いま新しいといわれている価値観は、
少しずつ当たり前になり、
そしていつか古い価値観になります。
だから俺は、長くても2年先の未来まで見ていたいと思っています。
ビットコインやそのほかの仮想通貨にも大いに期待しているけど、10年後までデジタル通貨が存在しているかどうかはちょっと怪しい…というのが俺の見解です。
5年後くらいには、
「メタバースから現実世界へ戻りたい!」つって
木の実採集したり魚獲ったり、
原始人みたいな生活がバズってるかもしれないしね(笑)