今年1月にアメリカでビットコイン現物ETFが承認されましたが、日本ではいつ頃承認されるのでしょうか。
業界関係者の多くが、
日本で近々ビットコインETFが承認される可能性は
「限りなくゼロに近い」と話しているそうです。
その理由は金融庁の規制が厳しいことと、
税制が高すぎることなんだとか。
しかし、仮想通貨ETFが日本の投資信託に上場されるのは不可能ではないといわれています。
つまり、来年とか、すぐには無理そうだけど
もしかしたら数年以内に日本でもETF化される可能性は「なくはない」という感じみたい。
さすが日本人、曖昧表現を使うのが上手いですね(笑)
でも、絶対にありえない!と考える人は少ないみたいで、
もしかしたら、もう少しで仮想通貨ETF上場の条件が達成されるのかもしれません。
ただ、その「あと少し」が、
高い壁によって阻まれているともいえるでしょう。
まずはアメリカをはじめ、
世界各国で「仮想通貨は証券かコモディティか」の論争に決着がつかない限りは、
日本でETFとして取引されるのは難しいのではないかと思います。
証券であれば金融商品取引法のもとに置かれることになるし、
コモディティであれば商品先物取引法に管理されることになります。
日本単独で「証券だ!」「コモディティだ!」と断定するわけにはいかず、結局は他の国の出方を見ながら、足並みを揃えることになるでしょうね。
別に、それぞれの国で個別の見解を示し、
それに則って好きにやればいいと思うのですが…
最近は日本でもNISAで投資信託を始める人が増えており、
それですぐに「仮想通貨もOKだよ!」というわけにはいかないのかもしれませんね。
まずは株式でETFを広めて、
みんながリスクを正しく理解して、
その上で仮想通貨も対象にするのが一番安心かなとも思います。
また、仮想通貨も投資信託として扱える資産に含めるには、
「投資信託及び投資法人に関する法律(投信法)」を変える必要があります。
そもそも投資信託は長期的かつ安定的に資産形成ができるように設けられた制度なので、
仮想通貨の性質上、その目的に適しているかどうかが疑問という意見も多いです。
仮想通貨は価格変動が激しいため、
安定的に資産形成するという観点から見れば、まあNGであると言わざるを得ませんね(^_^;)
ビットコインやイーサリアムであれば、長期的に投資するならまあ安全かな…?という感じですが。
そのほかの銘柄では一晩にして吹っ飛ぶリスクもあるため、
なかなか「どの銘柄でも投資信託OK!」というわけにはいかないでしょう。
数年以内に日本でもビットコインETFが生まれる可能性はゼロではないが、
リップルやソラナくらいだと、まだまだ非現実的な話なのではないかと俺は思います。