みなさん、こんにちは。

 

今回は、英会話上達法についてお話したいと思います。

 

私は純ドメで、留学や海外勤務経験はありませんが、最も英語力が高かった時はTOEICで800点台前半くらいの英語力がありました。1年程前にほとんど勉強せず、10数年振りにTOEICを受けた際は、700点くらいでした。私のレベルは、「ある程度英語でコミュニケーションは取れるが、ネイティブとは程遠い」といったものだと思います。

 

4月に転職し、今の仕事は英語がmustではありませんが、英語が出来ると仕事の幅が広がる環境なので、改めて英語の勉強をしようというモチベーションが高まっています。そして、まず語彙力を取り戻したいと考え、かなり昔に買ったDUO3.0を復習しようと思いました。その際、YouTubeでDUO3.0を活用した勉強方法に関する動画を見て、DUO3.0の有用性を再確認しました。そして、YouTubeでネイティブの発音が聞き取れるか?という類の動画を何本か見て、今さらながら、あることに気づきました。

 

それは、映画やドラマのワンシーンで語られているような(つまり日常会話)、スクリプトで見れば中学生レベルの簡単な単語の羅列が聞き取れない、という事実です。その理由は、ノンネイティブの日本人がイメージする音+リズムと、ネイティブのそれが異なっているからです。逆に、ネイティブがイメージする音+リズムと異なる形で私たちが何かを言っても、彼らには伝わらないのです。だから、リスニング力が上がると、スピーキング力も上がり、コミュニケーション力が格段に上がると思いました。そうすれば、TOEIC900点台も狙えると思います。

 

DUO3.0で語彙力を増やすことも大事ですが、ネイティブの簡単な日常会話を聞き取れるようになることも非常に大事だと思いました。おすすめYouTubeチャネルをご紹介します。

ニック式英会話 - Bing video

私は、「ネイティブ英語が聞き取れるようになる!マイ・インターンでリスニングトレーニング」の回を初めて視聴し、この道しかない!と実感しました。ニックさんは日本で英語を教えて20年のキャリアがあるそうで、英語学習の本を8冊出版し、大学での講義、企業研修、スカパーの番組司会など、活躍されている方です。教え方が上手く、日本語が完璧で、人柄も良いです。

 

ネイティブの音+リズムの理解不足に加えて、もう一つ、日本人が英語を苦手とする理由は、他国の人々に比べて完璧主義(性格の問題)だからではないでしょうか。英語が上達した複数の日本人によれば、英語によるコミュニケーションで重要なのは、必ずしも発音の正しさではないそうです。多少発音が悪くても、ボディランゲージとか、表情とか、オープンな態度であるとか、言葉それ以外にも重要な要素がたくさんあります。事実、米国の心理学者メラビアン博士の実験によれば、感情と態度が矛盾した情報が発せられた時の人の受け止め方(例えば、笑顔で、殴るぞ!と言われるケース)は、見た目等(Visual=視覚情報)は55%、口調や会話の速さ等(Vocal=聴覚情報)は38%、発言内容等(Verbal=言語情報)は7%であったそうです(いわゆる「3Vの法則」)。常に非言語情報が言語情報よりも意味を持つ訳ではありませんが、非言語情報もコミュニケーションの重要な要素であることは認識しておいた方が良いでしょう。

 

それを実証しているのが、“出川イングリッシュ”です。YouTubeで“出川イングリッシュ”を検索すると、たくさんの動画が出てきます。彼の英語は滅茶苦茶で語彙力もかなり低いのですが、それでも何とかコミュニケーションが取れてしまうのです!ただ、彼が普通の日本人と違うところは、圧倒的なpositive思考というかopen mindなところ。こうした彼の性格(キャラクター)または芸風は、特異なものではありますが、完璧でなくても良いから、自信を持ってコミュニケーションを取ることの大切さを教えてくれます。

 

最後に、英語が出来るに越したことはありません。仕事でも趣味でも、世界が広がるのは間違いありません。TOEIC900点レベルに到達した自分を想像し、最短距離で到達出来る勉強法を遂に見い出した気がして嬉しくなり、また自転車と関係ない投稿になってしまいました。