歴博で錦絵
蔦重展よりもGWで終わってしまう国立歴史民俗博物館の「時代を映す錦絵-浮世絵師が描いた幕末・明治-」に行っておいた前日とは正反対の快晴ルリホー佐倉城址にある博物館はなにか時代の面影が感じられるところも良い江戸中期から強まった出版統制の中、規制を掻い潜り知恵を絞って風刺し人々を熱狂させた作品たちが勢揃い大好きな河鍋暁斎:東海道名所之内 秋葉山家茂上洛を酒盛りしながら見下ろす天狗たち三代歌川広重:幼童遊び 子をとろ子とろ子どもの遊びと見せかけ着物の柄や持ち物で藩を表し、新政府と旧幕府軍の戦いを揶揄今よりも情報統制が厳しかった世の中で読み手も描き手も挑戦的で知略に富んだ情報のやり取りをしていたものです。一方、現代の大手メディアは未だ忖度をくり返し、正確な情報出せず大本営のテンプレ情報ばかりを出してくる読み手も上っ面の情報に踊らされウラも取れていないネット情報を丸呑みし誹謗中傷を繰り広げまた、あるものは妄想が膨らみすぎてやれ、陰謀論だのとあらぬ方向に矢を向けていたりする話は逸れるが、先日NHKで大石静さんの講演が放送されており、その中で「権力はウソをつく」という言葉が耳に残りました。生家の前で繰り広げられた学生闘争で、子供だった大石さんは多くの学生犠牲者を目の当たりにしたそうです。しかし警察は世論の同情を買うため警官の被害の方が多数いると発表。現実とは乖離した数字をマスコミもそのまま報道したそうです。こういった事は戦時中もありました。Zガンダムでは、カミーユ・ビダンがシャアという男の事をアングラの雑誌で知識を得たという。為政者にとっては忌まわしい記憶を勝者の特権により消し去ってきたという描写。子供向けアニメにねじ込んでくる富野喜幸らしさは嫌いじゃないです一方、「はだしのゲン」たかがマンガなれど一部の不都合なNoisyマイノリティにより徐々に目に触れる機会が消滅させられている子供たちは見られるうちにより多くのものに目を向け自分の考えを持つクセをつけてもらいたい今やネットは言った者勝ちになってます。弁の立つ者が強者となり支持を集めリテラシーのない人を吸い寄せます情報も時代によって受け止め方評価の変わる生き物です事実をどう捉え、どう真実に近づいていくのか?偉人側の歴史書も良いが、錦絵から読み解く当時の人々の心境や生活面の考察も歴史を楽しむ醍醐味の一つでもありますねあと歴博は年代別の常設展示も広大でジオラマやパネル、セットなどわかり易く展示。戦時中は連隊本部としても機能していた為そのあたりの資料も豊富季節の花も咲いていたり一日楽しめるのが良いですね。それから佐倉ふるさと広場、いつかは立ち寄りたい出来ればチューリップの時期に