「割れて砕けて裂けて散る」をお読み頂き、ありがとうございました。

 

重い内容でしたので、皆様のお気持ちを相当乱したのではと、気にもなっております。

 

今回は、私の中の片隅に、つねにあり続けている

 

・「普通」なように見せつつも、人はそれぞれ抱える事情がある

・そもそも「普通」とは何だろうか

 

といった思いが、このような形で降ってきたように感じています。

 

社会のほんの少しの隙間に落ちて、気づいたら這い上がることが難しくなってしまう。

ある時、意図せずして人生が立ち行かなくなっている。

 

これらは、誰にでも、ふいに起こり得ると思っています。

と同時に、それでも、人は助け合うことができるのだとも考えています。

むしろ、助け合えると思いたい、そう願いたい、のかもしれませんが。

 

そんな私に今回降ってきたのは、「割れて砕けて裂けて散り」つつも、手を離さないユンホさん、チャンミンさんとなりました。

これまでの二人とは違う形で、皆様の記憶に残る二人となれば幸いです。

 

また今回は、途中で思いがけず多くのコメントを頂戴し、本当に勇気づけて頂きました。

やはりとても嬉しいです。ありがとうございました。

コメントを通じて、読者の皆様と一緒に、この二人の幸せを願い、待ち望めたこと、本当に素敵な時間を過ごさせて頂きましたニコニコ

 

なお、蛇足ですが、今回の荒波フェリーの描写は、以前、横須賀ー北九州間を長距離フェリーで移動したときの体験を盛り込みました。

 

台風前の時化っている時期で、まさにこの話のとおりの事態でした。

むしろ「割れて砕けて裂け」た上に「散る」どころか「木っ端微塵」状態の酔いっぷりでした。

酔い止めは飲みましたが、・・・もはや頭を上げられませんでした。

横になりながらポッキーを食べ、ウィダーインゼリーを吸引し、トイレへは意を決して壁にぶち当たりながら行くという、まさにこの話の二人そのものでした。

 

タイミングが良ければきっと平穏な船旅になったのだと少し残念ではありましたが、ある意味このお話のリアリティー強化へつながったわけですし、貴重なひとときでした。

 

そんなこんなで「降ってきている」当ブログ、引き続きよろしくお願い致します。

 

 

みち

 

 

 

 

 

 

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