勤務先にて部署異動になった等、身の回りの変化を各々が語り綴る時節となりました。お変わりございませんか?

英国BBC名物とも思える「エイプリル・フール」に因んだ嘘ニュースを事例に持ち出すまでもなく、日本国内でも“この一日”を契機に変動が多々と見られる、そんな特別感を込めるのが本日付なのと思います。

就学する際の同じ学年生なら、4月1日生まれが最も遅くに誕生日を迎え、4月2日から次年度の学年に入る措置となります。

「何で、4月1日生まれからを同じ学年にしなかったのだろう(つまり、翌年3月31日生まれが、同じ学年生の最も遅い生まれ日と扱う方法に決めなかったのは何故なのか?)

これは平素から疑問視される点かと考えますが、理由は法律上に明記されており、日本人が年齢(とし)をとるのはどの時点なのかに所以があります。自身の誕生日のその前日になった時点で、自身の年齢を一年と増すのが本邦では法律上の定義です。この考えにあって、4月1日生まれの人は、前日の3月31日に年齢をとっているのと解釈されます。本日の日付に縁のある事柄を記したのですが、桜の開花宣言があって後に都心へ降る雨は、ことさら寒めに体感に訴えますものですね。

通い慣れた社屋や校舎に別れを告げる皆様も、これからが春季異動の明示を迎えられます方々も、住めば都の心意気へと達観されてください。

4月の話なら、キャンディーズ?ですか・・・。あの日(1978年4月4日)、解散ファイナル・コンサート(於・旧後楽園球場)から今年で31年目となります。往時のこと、大学生の私は自動車免許公認教習場へ通っておりました。TBSが放映していた夕方ニュース番組「テレポート6」では、後楽園からのライブを急遽、当夕に放映しましたね。会場まで私は行ったわけではないですが、乾いた晴天の一日で風が冷たいのが記憶に刻まれます。荻窪(実家)のTV画面を通じ、同時間にて見届けました。

異動とか皆無の仕事に私は就事する身柄ですが、若きサラリーマンだった日々が素直なまでに、ただ懐かしく思えるこの頃です。新たにお付合いが生じた某社の営業の女性Sさんは、大卒で今春から3年目(子年生)との言です。彼女のアシスタント女性も感じが良い方で、初めてお会いした時点では入社初年度とのことでした。若いがとても落ち着いた女性なので、入社一年目とは感じさせない落ち着いた立居振舞いを私が礼讃すると、

「転職なので、年齢は29です。以前は、幼稚園教諭でした・・・」

との言。

人の年輪を再認識し、雨に明けた4月に新たな道標を見出す思いにて、今朝を迎えます。歳々年々、多義多幸なりかな。