X-ray
Amebaでブログを始めよう!



ウンベルト・エーコが亡くなりました。


悲しいです。


初めて読んだ『薔薇の名前』は
学者ならではの深い知識と緻密なストーリー、
そして一冊の本が殺人まで引き起こしてしまうという
本の持つ力への愛情に衝撃を受け、
読み始めてすぐに、これは“自分の一冊”になる
と確信しました。

ニュースをみてると
映画は観たけど原作は読んでないという
コメントが結構あって、少し寂しかったです。





『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』は
彼が本に対する愛を語っていて、
これも素晴らしい本でした。


大学で電子書籍によって紙の本が消えるという
可能性の議論がよくされていた不安の中で、
彼の「紙の本は最も優れた保存方法で、この先何が
あっても消えることは無い。」という言葉に
どれだけ救われたか知れません。


ご冥福をお祈りいたします。







今日の金曜ロードショーは

『チャーリーとチョコレート工場』

今から楽しみです。


ティム・バートンの前に一度
実写化しているみたいですね。


グラフィック1113001.jpg


ジョニデ版のウォンカ氏↓




原作のウォンカ氏です↓

なかなかの再現率!




映画ではウォンカという人物に
一歩深く踏み込んでいますね。

あと、チャーリー少年の優しさと賢さが
わかるエピソードも追加されていて、
とても原作愛に溢れた映画だと思います。


グラフィック1113.jpg


そしてこの本。

本編もさることながら、
田村隆一さんのあとがきが素敵なんです。

『この本を読むひとは、だれだって、
 この秘密の工場にはいることができるのです。
 だからいい本を読むことは、金色の券にあたるくらい、
 すばらしいことなのです。』



まだまだ読んでない本が沢山あることを
想像するとワクワクします。




*追記*

ティム・バートンの前の映像があったのでリンクをはっておきます。

カラフルで素敵。





ブログにするのが遅れましたが

The Birthdayのニューアルバム、

『BLOOD AND LOVE CIRCUS』を買いました










Fabulous様の通販で買わさせて貰いました。



あー格好いいなあ。

あっはっはっ…

笑い止まらんわ






『油断してると胸打たれる。暴力的なほどに。』


このコピーを見て書店で息が詰まりハートと矢
今回もきっちり買わさせて頂きました。 


宮崎夏次系先生の新刊
『夕方までに帰るよ』と『ホーリータウン』


 



暴力的な音楽や文学は大好きです。


思えば宮崎先生の作品に出会ったのは
かれこれ3年前、

当時モーニング・ツーに掲載されていた短編
『成人ボム夏の日』でした。

退屈な毎日という言葉だけでは到底言い切れない絶望と
その中にあった希望に気付いた瞬間の優しさとが
切なくなる位綺麗に描かれていて

一発で帰らぬ人となりました。


言葉に出来なかった感情たちに再会出来る宮崎作品、
何度読んでも最高ですクローバー










『心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU』が終わってしまった…


本当に好きな番組だったからさみしいよう


そういえば

桃李くんがロケ行ったり、

ゲストの栗山千明ちゃんと巳之助さんがエヴァクイズで激闘繰り広げてたりしてたな…

もうこういう番組他では見れないだろうなあ


グラフィック0329.jpg