2日前に決めました。
決めたらすごくすっきりしました。
楽になりました。
友達と会う予定があるので、それが終わったら、実家に帰ります。
そのあとは、東京で息子と住む家を見つけて、保育園をどうにかして、復職してやっていこうと思っています。
続いている家庭内別居は、見事に夫と顔を合わせることがありません。
狭いマンションですが、トイレやお風呂のタイミングが音でわかるので
私のことを避けているのだと思います。
私も、夫が洗面所を使おうとしているときは通らないようにしたり、気をつけています。
夜に夫が帰宅するドアの音が聞こえると
心臓がキュッと絞られたような気がしました。
もう私にもずっと負荷がかかっているのだと思います。
家を出るのを決めたのは、
コップから水が溢れるように、
もう終わりにしよう、と思いました。
最後の会話。
24時間息子と一緒で、すでにシングルマザー状態の私は、少し疲れていました。
夫は寝室で、昼まで寝て、ゲームをして、出かけて、夜になったら帰って、ゲームをして、深夜まで起きて、昼まで寝る。
病気だから仕方がないのかもしれません。
かわいそうだから、仕方がないのかもしれません。
だけどこの生活がいつまで続くのかわからないこと、
そして生活費をいつも折半していることが
耐えられないと感じました。
夫が起きている気配のしたお昼時。
声をかけると機嫌が悪くはなさそうでした。
夫に対してこんな話をしました。
「ずっと息子を見続けて、私も休む時間がほしい。一時預かりやベビーシッターを頼みたい。(育児放棄しているのだから)あなたにその費用を出してほしい」
最後の部分で一気に不機嫌になったのがわかりました。
お金には人一倍うるさい夫です。
私とは常に半々。
私にお金を使うことはありません。
「急に言われてもわからない。いつ?どのくらい?
自分が習い事に行くような時間て俺が見れるときに頼むのは許可できない。
2人の話なんだから2人で出し合うならまだしも」
そんな返答でした。
夫は、育児放棄している自覚はないのだと思います。
むしろ、「妻が、自分が息子に触れ合うのを阻害している」くらいの感覚なのかもしれません。
でも私から見た状況は育児放棄です。
病気のせいかもしれません。
期待するのが間違っているのかもしれません。
でも、謝られることもなく、感謝されることもなく、費用を多く払うわけでもなく、攻撃的になられて、、、
そんな状態で、私ばかり、と思うのが苦しくて仕方がありませんでした。
「子どもをあなたに預けるのに、あなたの体調はどうか、今は話しかけていいのかとか、子ども観れるのかとか、あなたの許可が必要なのが嫌なの。見れるって言ってても体調悪くなるかもしれない。子どもをあなたが見るのに、事前にあなたの許可を得ないと私は何もできない」
「許可とか何を言ってるのかわからない」
心底不機嫌な声でした。
そのあとも何かを言われました。
またひどく苦しかったのですが、何を言われたのか覚えていません。
「病気を私のせいにしないでよ!」
そう言ったような気がします。
つらくて号泣して廊下に座り込んでいたことだけ覚えています。
しばらくして泣き止んだ私に言いました。
「まだなんか話あんの?
体調悪いんだけど」
夫が体調が悪いときの仕草、心臓が痛いという素振りは、私が泣いているときからしていました。
「私のせいで体調悪いって言いたいんだね」
「だって事実だから」
「私のこと、そんなに嫌いなんだね。私のせいなんだね」
「……」
「わかった。
もう、わかった。
覚悟を決めるまで時間がかかっちゃった。」
この話も、私の号泣するときも
息子は元気に動き回って同じ空間にいました。
1歳になったばかりの息子。
まだわからないかもしれない。
でも何かを感じ取っているかもしれない。
これ以上、私の泣く姿も、夫のキレる姿も見せたくありません。
だから家を出ることにしました。
うつ病の患者に対する言動としては、正しくないことをしていると思います。
こんなふうに話したり泣いたりするのは良くないと思います。
でも、私が限界でした。
息子といる時間は幸せです。
私が大変でも、育てていく覚悟はあります。
決断したら楽になりました。
一度、簡単に荷物をまとめて実家に行って、
義母にも連絡をして夫を託し
あとは引越しの日がきたらまた一度戻って整理するのかなと思います。
今はそんなことを考えています。
この、歪な家庭内別居生活も、あと数日。