前立腺肥大(ヒトだけでなく犬も発症するのだとか)の手術では、どういったことがおこなわれるのでしょうか?
前立腺肥大(民間療法としてはノコギリヤシが知られていますね)の手術には、以下っぽい手術手段がありますね。
・開腹手術
・内視鏡手術
・レーザーによる手術
まず、開腹手術は、現在では症状がひどい人の場合にしか行われなくなっているんです。
基本的には、内視鏡手術やレーザー手術では対応できない人を対象に、前立腺を全摘出してしまう手術が行われます。
内視鏡手術では、尿道から内視鏡を入れて、前立腺を電気メスなどで切除して掻き出す手術で、一番多く行われている術式です。
身体への負担も小さく済みますが、前立腺が大きくなりすぎている場合には出血が増える危険性が高くなるため行われないでしょう。
レーザーによる手術は新しい術式で、まだおこなえる病院も限られていらっしゃるでしょうね。
入院期間が短くすみ、出血量も最小限で行え、割と大きな前立腺でも対処可能なので、今後は主流となっていくと考えられています。
但し、出来る医院が限定されていることと、手術時間が長い、膀胱を傷つける危険があるなどの利点があります。