「家計簿を始めたいけど、三日坊主で終わりそう…」
「そもそもどうつければいいのか分からない」

 

そんな不安や迷いを抱えている方は多いと思います。私自身も最初は家計簿をつけては挫折を繰り返し、「自分には向いてないのかも」と落ち込んだことがありました。

でも今では、シンプルで無理のない方法を見つけたことで、家計簿が続くようになり、少しずつですが確実にお金が貯まるようになりました。

この記事では、初心者でも今日から無理なく始められて、続けやすい家計簿のステップを紹介します。
読むことで「家計簿って面倒そう」というイメージが変わり、安心してお金と向き合えるヒントが見つかるはずです。

 

 

家計簿が続かない理由を知ろう

まず大事なのは、なぜ多くの人が家計簿を挫折してしまうのかを理解することです。

 

よくある挫折ポイント

  • 細かく分けすぎる項目
     「食費」「日用品」「交際費」…と細かくしすぎて記録が面倒になる。

  • 完璧主義でつけようとする
     1円単位で合わせようとして時間がかかり、疲れてしまう。

  • 目的があいまい
     「なんとなく家計簿をつけたほうがいい気がする」だけではモチベーションが続かない。

私もかつては「レシートの数字を全部入力しなきゃ!」と気合を入れすぎていました。けれど、続けられなければ意味がありません。

だからこそ、初心者はシンプルで分かりやすい方法から始めることが大切です。次の章ではその基本ステップを紹介します。

 

ステップ1:目的を決める

家計簿は「つけること」がゴールではありません。大切なのは何のために家計簿をつけるのかです。

 

目的の例

  • 毎月いくら使っているのかを把握したい

  • 無駄遣いを減らして貯金を増やしたい

  • 将来の教育費や旅行費を準備したい

目的がはっきりすると、「今月は使いすぎたな」「あと2万円は貯金に回そう」と数字が行動につながります。

私の場合は「赤字をゼロにしたい」という切実な思いがスタートでした。曖昧なままだと三日坊主になりがちですが、目的があると自然にモチベーションも湧いてきます。

 

ステップ2:支出の大枠をつかむ

初心者におすすめなのは、項目を大きく4〜5つに絞ることです。

たとえば、

  • 固定費(家賃、光熱費、通信費など)

  • 食費

  • 日用品・雑費

  • 娯楽・交際費

  • 貯金・投資

このくらいの大枠なら、レシートを見ながら直感的に分けられるので、時間がかかりません。

最初から細かく分けすぎると「どっちの項目に入れるんだろう?」と迷ってしまいます。大事なのは「お金の流れをざっくりつかむこと」。細かさよりも続けられることを優先しましょう。

 

ステップ3:ツールを選ぶ

家計簿は手書きでもアプリでもOKです。大切なのは自分に合った方法を選ぶこと

 

手書きのメリット

  • 書くことで支出が記憶に残りやすい

  • ノート1冊で始められる手軽さ

アプリのメリット

  • 自動で集計してくれる

  • グラフ化されるので把握しやすい

私は最初、手書きで「毎日つける習慣」を作りました。その後アプリに切り替え、カードや電子マネーもまとめて管理できるようになってからは一気にラクになりました。

初心者はまず自分が続けられる形を試してみるのがおすすめです。

 

ステップ4:振り返りを習慣にする

家計簿をつけただけでは意味がありません。振り返りこそが一番大切なステップです。

 

振り返りのポイント

  • 月末に合計を出して「何に使いすぎたか」をチェックする

  • 先月との比較で「改善できたかどうか」を見る

  • 無理なく改善できるポイントを1つだけ決める

たとえば「今月はコンビニで5,000円使っていたから、来月は3,000円までにしよう」と具体的に決めると効果的です。

最初は赤字でも落ち込まなくて大丈夫。大切なのは「気づいて改善すること」です。私も最初は支出を把握しておらず次から次に欲しいものを購入、手に入れたまたほしいものを探す、そんなことを繰り返して赤字でしたが、少しずつ減らしていくことで確実に成果が出ました。

 

まとめ

初心者でも家計簿はシンプルなステップで続けられます。

  1. 目的を決める

  2. 支出の大枠をつかむ

  3. 自分に合ったツールを選ぶ

  4. 月末に振り返る

この流れを繰り返すだけで「なんとなくお金が消えていく」から「自分でコントロールできる」に変わります。

私自身も、家計簿をつけるようになってから「将来の不安」よりも「これからの楽しみ」に目を向けられるようになりました。

ここまで読んでくださったあなたも、まずは気軽に一歩踏み出してみてくださいね。

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