先日ご紹介した『セッション』の撮影期間はわずか19日間。
今回ご紹介する映画
6歳の少年メイソンとその家族の変遷の物語で
なんと撮影期間12年!!
ドキュメンタリー映画で制作&取材期間が長いのはそう珍しくはないのですが
劇映画では前代未聞。
主要キャストが12年間、断続的に撮影を続けたので、この映画の中では登場人物がリアルに歳を重ねていきます。
通常、映画で時の流れを表すには、子役を使うとか、メイクで加齢を表現したり、あるいはCGという手段もありますが
同キャストで撮り続け、自然に皆が変わっていく様を見ていくことにより
いつのまにか過ぎていってしまう、”現実のときの流れ方”を疑似体験することが出来るのです。
子供の成長で例えれば、あっという間に赤ちゃんの時期は終わってしまい、気が付いたら中学生。時が経つのは早いなーという、あの感覚です。
ストーリー自体は何の変哲もなく、壮大なスケールの映画が好きな方は物足りないと感じてしまうかも知れませんが
普段何気なく過ぎてしまう時間、忘れていってしまう思い出
その一瞬一瞬の美しさを大切にしたいなと思わせられる作品です。
私は息子の成長と重ね合わせたら、目頭が熱くなりました。 笑
映画の秋、ゆっくりと、家族の物語を観て見てください。
