小説投稿用ブログ

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「えっ、そんな、いきなり付き合うの? でも俺、長野......究さんのことよく知らないぞ!?」

「大丈夫大丈夫、究はそのへんの過程は気にするタチの性格じゃねーんだ」

「いや待てって。俺にも心の準備ってのがあるんだって」

「......ってめー男かそれでもよぉ」

「や、だって自信持てって言うほうがムズイだろ? いきなり究さんの実験に付き合うなんて俺にはハードルが高すぎるんだよ!」

究さん(の実験へ)と付き合うのに(科学知識が無いから)心の準備ができない。

ワンモアリピートアフタミー?

究さん(の実験へ)と付き合うのに(科学知識が無いから)心の準備ができない。

大事なとこなので2回言ったよ!グッジョブ!
ギャラリーから冷めた視線を感じるよ!ソーリー!

そんなわけで俺と長野は
霧だらけの理科室からちょっと離れた廊下にて
謎の作戦会議を開いてた。

「ってかまず教えてくれよ長野。究さんは何の実験に失敗したの?」

「知らん!喋ってくれねえ!!」

「他の男はどうやって振られていったんだよ?」

「知らん!喋ってくれねえ!!!」

「大体スリーサイズはいくつなんだよ?」

「知りてえ!!! 」

「知らないな?!?!?!」

ってかいい作戦があるんじゃなかったのかよ。

「実は二つ目の質問なんだがな、他の男子生徒の噂話ならソースがあるんだ」

二つ目の質問をピックアップするのかよ。中途半端な順番の質問で話が進むなあ。
でもその噂話は気になるな。

「これは明らかに究に振られたらしい奴とすれ違った時に耳にしたんだかな......」

『長野さんの実験、何がしたいのか分からない』

『俺より実験が大事なのかよ』

『いきなり告白しても、実験の話題でそこそこ仲良くなったところで告ってもダメか......』

『あいつ、人に興味あんのかな』

「......みたいなのだ」

妙に多いな!長野氏噂話コレクターかよ!もしくはなんやかんやで妹が気になるシスコンかよ!

「おめぇが噂話に疎すぎんだよ。おめーの身の回り見渡してみろ?実は結構日常茶飯事で聞こえてくるぜ??」

マジか気づかなかったわ。

「で、肝心の作戦とやらは何なんだよ。今の情報から察するに、普通に仲良くなっても難易度の高い相手っぽいじゃないか」

俺がそう言うと、長野はニタリと笑って
俺の薄汚れたパーカー......じゃなくて
実はずっと俺が首にぶら下げてた「それ」を
ゆっくり指さして言った。

「カメラを使うんだよ」

「カメラぁ??」

まーた不敵な笑みで次回へ引っ張りやがって。
話が進展したようで少ししか進まないまま
この話は次回へと続きます。