なかなか過去記事が追いつかないのですが、今回はリアルタイムの内容を投稿します。
乳がんとわかったとき、私自身がこのセリフを言える日がくるなんて、想像もしていませんでした。
私は10年前に乳がんになりました
長いようで、あっという間の10年でした。
先日、術後10年の検診をクリアし、大学病院を卒業しました
あの頃の私には、自分の体以外のことで悩む幸せがくるなんて、思いもしなかったです。
若年性トリプルネガティブ、は当時はネット検索してもいいことは書いておらず、定期検診は毎回まさに命懸けの気持ちでした。
もちろん、同じ頃に罹患して今なお治療を頑張ってる方もいらっしゃるので、あなたはそれで良かったわね、という感情になる人もいるかもしれません。
私も、クリニックには定期的に検査にいくし、年齢的にはむしろこれからが気をつけなきゃいけないので、もちろん油断はできません。
ただただ、今はあれから10年たったのか、と本当にただそれだけを思います。
2020年頃の話を振り返って記録しています
不妊治療をすることに決めました
通院はあらかじめ予定できるものではなく、明日来てね、明後日きてね、と言われる世界であることはわかっていたので、フルタイムで働く私は、上司や同僚には協力をしてもらう必要がありました。
実は、不妊治療をしようと考えてまして。
通院は月に4.5回になると思います。
極力休日に通いますが、急な通院指定があることもあるので、通院してから出社する日があるかもしてません。
同じ仕事をしているみなさんには、自分で事情はお話しして、協力していただこうと思います。
まあ、ここでも役にたっちゃう休職の経験
この手の説明のうまさったら、、、。
軽く予定してる治療内容と、期間を伝えました。
もう全然好きにしてよ！！在宅でもいいし、やりやすいようにやってくれていいから！
いい上司です
これは本当に恵まれました。
私の場合は、事情を話さないことには無理だったので、みんなに話しましたが、極力知られたくないってかたもいますよね。
私は、不妊治療をしてることは全然知られていい！でも、話したことであわれんでほしくない！と思いました。
治療に向かう人にはそれぞれに想いがあると思います。
私にとって、不妊治療はご褒美だと思います。
自分の命が危ぶまれていたのに、そのがん治療を乗り越えて、新しい命を生み出すための努力ができるなんて。
夢のようです。
2020年頃の話を振り返って記録しています
不妊治療検査の結果が全てでたので、結果を聞きにいきました。
子宮にポリープが見つかったから、どこかのタイミングでとらないとね
ポリープですか、、、
腫瘍というものへのトラウマで、どこかのタイミングじゃなくて早くとってしまいたい、、という気持ち、、、
でも、妊娠しないのはこのせいじゃないよ。
それより、採卵は急いだほうがいい。1ヶ月でも貴重だから
そんなに時間ないのですね、、
ただね、可能性があるから体外受精にチャレンジすることをすすめますよ。私の患者でAMH0.03の人がいますけど、妊娠して来週で卒業予定です。
人がうまくいったからといって、自分も同じようになるわけじゃない。。。ただ、検査だけで引導を渡されるかと思ったけど、どうやら治療をすることになりそうだな、、、。
私にとっては、チャレンジはした、ということが後々の後悔しないために必要なことなのかもしれない。
2020年頃の話を振り返って記録しています
AMHの値がね、0.025なんですよ
そうですか、、、 体外受精しないといけないかも そうですか、、、 治療するにしてもね、一年くらいだと思って。そう何年もかけてもね。で、40歳前に閉経すると思う わかりました！2020年頃の話を振り返って記録しています
不妊治療クリニックの初診の日、夫婦で受診しました。
院長と話をして、検査の説明を受けました。
痛みにすごく弱いので、、、卵管造影は麻酔でやりたいのですが、、、
いいよ
ちなみに、子宮鏡検査も麻酔で、、、
いいよ
やったー！調べといた甲斐があったー！
(ちなみに医学的にこの検査を麻酔するしないどちらがどうなのか、ということは私にはわかりません。)
その他もかなりの数の検査があって、全部結果が出るまでに1ヶ月程度かかるのだと。。
女性が身体的にも精神的にもしんどい検査が多いのに反して、男性側は採精のみなんですよね
夫が通院したのはこの日と、採精カップを提出した日のみ。
私は何度か検査で通院するのですが、まだ全ての結果が出揃う前に先生から、
「あまり時間はないかもね」
といわれたのです。
