17歳の息子が遺書を残して家を出た




その日私は早朝から釣りに出ていて

午前11時頃帰宅した。

3DKのアパート。

玄関を開けると左に脱衣所お風呂

息子がドライヤーで髪を乾かしていた。


いつも通り。


疲れたーと一言声をかけて

リビングのソファーに横になると

いつの間にか寝てしまっていた


けどふわふわした中

話し声は聞こえてくる。


1番奥の娘の部屋にはお友達2

小学一年生で転校してきてから

中学二年生までずっと仲の良い2人。


手前息子の部屋。

娘の友達とも当然仲が良い


息子「この髪型どー?」


娘達「えーーやだーーー笑」


ふわふわした中楽しそうな声が聞こえてた


いつも通り。



夕方夕飯の準備を始めるのに冷蔵庫をあさる

何を作ろうか。

ひき肉がある

キャベツがある


2人が大好きなキャベツとひき肉の

ニンニク味噌炒めにしよう!


遊び終えた娘がまずご飯


息子は彼女と頻繁に電話をしているから

そのうちお腹減ったらくるだろう


いつも通り。


19時頃私は半身浴


キッチンのダイニングテーブルで

宿題をしていた娘と息子の会話


娘「どこいくのー?」

息子「モンストのスポットにいってくる」


いつも通り。


ただ、違和感を感じたのは

いつも鍵をかけないのに

ピッと音がした



うちは鍵ではなくナンバー式のドア


離婚をしているので女2


17歳になった息子

鍵をかけてくれたのかなと思った



でもすぐ戻ってきて

急いで何かをとりにきた


あとにイヤホンだとわかる


急いでまた鍵を閉めて出ていく息子。



そのまま息子は帰ることはありませんでした。