とあることがあり、
履歴書と職務経歴書を提出することになりました。
学生時代のバイト先に就職先を決め、
リクルートスーツはおろか、履歴書も書いたことのない私、、、
自己PRの欄に書いてた文章が脱線して使えなくなってしまったので、
ブログに投稿してみます。
私は、元トリマーで獣医師、ドッグトレーナーと異色と言える経歴です。
トリマーになったきっかけは、
愛犬のシーズーのトリミングをしてみたいという気持ちからでした。
推薦入試で大学入学が決まり、
高校生の終わり頃から大学入学した6月まで
ダブルスクールで、
フリータイム制のトリミングスクールに入学しました。
その後、
アルバイト勤務していたペットショップで
一人でトリミング業務を行うチャンスを頂き、
今思えば、根拠のない自信をつけました。
獣医師を目指した理由のひとつに
自立して生きていくために、生涯働ける職業を。
と思い、国家資格である獣医師を目指しました。
しかし、トリマー勤務を始め、
トリマーを含め、動物看護師、獣医師も
若い女性しか現場にはおらず、
家庭と両立をしている、女性には出会えませんでした。
現状を聞くと、家庭との両立を難しい職業だと言われ、
ショックを受けた時に、
進路を誤ったかもという気持ちは今でも覚えています。
そこから、
勤務が長く続けられないなら、
将来、自分の動物病院を持とうと決意。
色々な職場を見たいという気持ちから、
開業前に計10件で経験を積ませて頂きました。
大学卒業後、就職内定取り消し。
主人の病院に学生時代から引き続きお世話になることに決め、
ついでに結婚も決めました。
獣医師の就職先を探すことは選ばず、
すぐに即戦力として働ける
トリマー派遣会社に登録。
トリマー時代、
ペットショップやサロンに医療相談に来てしまう、
飼い主さんと接して、
飼い主にとって、動物病院に来院するという敷居の高さを感じていました。
毎日でも気軽に寄れる動物病院を作りたいと思うようになり、
ペットスペース&アニマルクリニックまりもを開業。
獣医師2年目
キャリア1年と少し、しかも獣医師勤務はほとんどなかったので、
当時25歳。
一般的には早すぎる、無謀な開業だっと思います。
主人の病院では、
患者さんとの信頼関係の圧倒的な差もあり、
ほとんど診察をさせてもらえませんでしたが、
トリマーとしての接客対応の自信はありましたので、
私に診療を依頼してくださる患者さんを大切にし、
かかりつけ医として成長しようと決めました。
開業当初、何人もの飼い主さんに
年齢を聞かれ、
お父さんは獣医かと聞かれ、
夫が獣医だと答えると、
ご主人の診察はいつだ、
トリミングは利用するけど、、若い女の子に診せる気はない
そんなことも言われました。
獣医はペットの専門家です。
しかし、私たち獣医はペットの病気の専門家です。
病気に限らず、あらゆる疑問、質問、相談を受けますが、
なかでも
しつけの相談は多く、
独学で勉強して、答えていましたが、
アドバイスして、改善されることは少なく、
もっと的確なアドバイスがしたいと
ドッグトレーニングの勉強をすることを決めました。
開業準備と当時進行で学校に通い
ドッグトレーナーになりました。
それから、6年。
家庭・子育てと両立をする、自分らしく働き続ける、
を目標に、続けています。