なにか嫌なことをしてしまったのかな、ごめんなさい。今までどうもありがとうございました。


そう送ったラインに対して彼からの返信がありました。


そこには「体調が悪く、毎日薬を飲んでいます。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。」とありました。


肉を食べない食生活、コロナ禍で続くステイホーム、そして離婚して慣れない一人暮らし、コロナ禍と重なった仕事の変化、そして3回重ねられた「ごめんなさい」の文字。それらを勘案するに、肉体ではなく精神の不具合なのだろうと思いました。


彼の様子を気遣いながら、不調であっても自分は気にしないこと、助けになりたいこと、なにかあったらいつでも連絡して欲しい、などを返信しましたが、再び返事は来なくなりました。


それから季節が変わるたびに、植物好きな彼に、身近で見かけた桜や紫陽花の写真を撮って送りました。それに対して、数日後に既読になって、ポツリと「きれいだね、ありがとう」と返事があることもありましたが、彼からの発信はないままでした。


彼の様子は気がかりでしたが、彼もその日程を知っているはずの私の引っ越しや誕生日にもなにも連絡はありませんでした。メンタルが不調の人にかける言葉は慎重に選ばなければならず、私から起こせるアクションは、花の写真をときおり送る以外にはありませんでした。


1年待って、再び婚活を再開しました。彼との楽しかった記憶や、自分の中に20年ぶりに生まれたキラキラと輝く恋する気持ちを忘れられず、本当に辛かったです。音信不通ではなく、せめてきちんと「さようなら」と伝えて欲しかったという気持ちが残りました。