いよいよ治療スタート日です。
事前に血液検査を済ませていたので、診察が始まる時間の8時半に病院へ。
心エコー、歯科、血液検査ともに問題ないことを確認し、初めての抗がん剤治療スタート。
また、拝見したブログの中には、ジーラスタという白血球を増やす注射とセットになっていることが多かったのですが、特に案内がありませんでした。
どうやら、血液検査の結果で問題なければ、予防的な注射はしない方針のようです。
(これは、2クール目に発覚しました)
私の通っている病院では、化学療法は基本的に通院のみです。
先生の診察後、通院治療センターにて、点滴になります。
AC療法は、治療の前に吐き気止め(イメンドカプセル125mg)を飲みます。
薬剤師さんにお薬を貰い、内服後、通院治療センターへ。
抗がん剤の1時間前に飲むことになっています。
初めての治療なので、治療開始前に注意事項等のビデオを見ました。
その後、看護師さんとの面談がありました。
先生のOKが出てから薬剤を準備するので、薬剤が届くまでに約1時間かかるようです。
内服薬が効いてきてからなので、毎回診察後最短でも1時間後から抗がん剤の点滴になります。
大きな病院なので、治療室も第1、第2とあるのですが、乳がんは基本的に第2での治療です。
第1にはベッドとリクライニングシートがありますが、第2はリクライニングシートのみです。
待ち時間の都合などでたまに第1での治療になりましたが、半年間、私はほぼリクライニングシートでした。
個人的には、寝ないなら、リクライニングシートの方が便利でした。
さて、AC療法1クール目スタート。
点滴時間は1時間ちょっとです。
・吐き気止め 約15分
・A アドリアマイシン注 (抗がん剤) 約15分
・C シクロホスファミド注 (抗がん剤) 約30分
・生理食塩液 (点滴管内の抗がん剤を洗い流す) 約5分
抗がん剤は漏れると大変なので、点滴差し替えのときは慎重に確認がありました。
初回のため、こまめにチェックしてくださいました。
吐き気止めの点滴が終わり、いよいよ抗がん剤の投与です。
Aのアドリアマイシンは赤いです。
ECのE(エピルビシン)も赤いですね。
よく、赤い悪魔と言われているこの抗がん剤。
これが赤い悪魔か〜と思っていました(笑)
赤というかオレンジですね!
点滴直後から数回の尿はオレンジでした。
幸いなことに私には悪魔と思うほど辛い出来事はなかったです。
後半のC(シクロホスファミド)は点滴中に鼻がツーンとしたりする方がいるそうですが、私は感じませんでした。
30分。少し長いです。
点滴中は、スマホで動画を見ていたので、特に退屈もせず。
最初は本を読んでいたのですが、腕に点滴しているので、動かすのがためらわれて、途中で動画に切り替えました。
抗がん剤は漏れたら怖いって言うから…。
最後に生理食塩水を流して終わりです。
初めての抗がん剤は、具合が悪くなることもなく終えて、副作用対策のお薬をたくさんもらって帰りました。
・吐き気止め
・便秘薬(2種類)
・熱が出たとき用の抗生剤と解熱剤
点滴後2日間、毎朝吐き気止めのイメンドカプセル80mgを飲みます。
必ず飲むのはこれだけです。
あとは、便秘対策のお薬を点滴後1週間飲みました。
吐き気が出来たとき用のお薬は、1度も服用せず。
最近は点滴や内服薬の吐き気止めで7〜8割くらいの方が吐き気を抑えられていると聞きました。
点滴をした日は、点滴のステロイドが効いているからか、帰宅後も結構元気でした。
長くなってきたので、1クール目の副作用は次回へ。