今日も指導実践


インストラクターのデモ


分析のプレゼンと盛りだくさん。


松本量平オフィシャルブログ「Will」

今回このコースには約40名が


参加しているのですが


アイルランド人をはじめ


ヨーロッパの他の国やアメリカなどから


様々な指導者が受講生として参加しています。


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(まあほとんどが英語圏の人たちですが・・・)



その中でも今回仲良くしているのが


ポルトガル人の2人


やはり同胞(?)と言うこともあって


色々と意見交換をしています。



ポルトガル人は相対的に


レベルが高い指導者が


多いと思うのですが


この2人も例外に漏れず


いい指導者です。


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お互いの指導実践などを見ながら


ああでもないこうでもないと


話ができるのは


やはり面白いですし為になります。



最初の指導実践で


3人が共通してインストラクターから


指摘されたのは


「もっと止めて、もっと1つ1つ丁寧に説明して


もっとデモを見せろということ」


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指導実践が終わって


インストラクターのフィードバックで


何を指摘されたかをお互い話し合ってて


3人とも同じようなポイントだったのは


驚いたと同時に妙に納得。



なぜならポルトガルの指導スタイルと


こちらの指導スタイルには


やはり違いがあるからです。


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もし、ポルトガルで


そのインストラクターのとおり


たくさん止めて、1つ1つ説明して


わざわざそれぞれにデモを見せていたら


確実に選手の集中力は切れて


練習が途端に機能しなくなるのは


目に見えています。


(ラテンのクオリティです(笑))



それより重視するのは


練習のオーガナイズによって


テーマを自然発生的に出させるやり方。


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もし止めるとしても一言、二言で


テンポ良く指摘していかないと


途端に選手の顔が歪み始めます。


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(この選手たちの集中力の無さ(笑))


そんな中で僕たちが出した結論は


「コーチングライセンスは


よく言われるように運転免許のようなもの


そう考えれば教習所ではゆっくり運転し


1つ1つしっかり丁寧に確認しながら運転する


ここは教習所だと考えて、


ゆっくりでも1つ1つしっかり確実に


やっていく必要があるのではないか


ただポルトガルでその運転をしてたら


その瞬間に事故にあうから


それだけは忘れてはダメだということ」


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3人とも自分のアイデンティティを保ちながらも


環境に順応し始めています(笑)