ペドロ・カイシーニャ監督の
トレーニングは本当に質が高いです。
(アンドレ・ビラス・ボアス監督の時に
感じたものと似たような感覚を覚えます)
その質の高さの証拠となるような話を
1つを教えてもらいました。
今シーズンはじめに
選手それぞれのコンディション管理のために
持久力や筋力のテストを行いました。
内容はYO-YOテストやスクワットジャンプ
レッグエクステンションマシンを使った
ごくごく一般的なもの。
その数値が昨年11月に監督が就任した時に比べて
格段に上がっていたというのです。
昨シーズン、カイシーニャ監督は
リーグ途中からこのチームの監督に就任し
シーズン真っ只中だったということもあり
フィジカル的なこと(筋力・持久力など)にフォーカスして
トレーニングする時間はありませんでした。
カイシーニャ監督の練習は
主にボールを使った戦術的なトレーニングで
しかし、その中でもフィジカル的な負荷を
よく考えて構成されているため
選手はそのメニューをこなしていく中で
自然にフィジカル的な数値が上がっていったというのです。
監督は言います
「それこそ私が望んでいることの1つである」
やっぱり練習の質で違いは生み出せるのです。