私は高校の時からもうかれこれ8年間以上日本語を勉強していますが、日本人の人と会話をしたり、新聞を読んだりするのは、まだ難しく感じます。常用漢字は2000字を超えますし、日本語にはいろいろなスピーチレベルの違いや方言の違いもあります。外国人にはこれを聞いただけでやり始める前に挫折してしまうのではないでしょうか。
しかし、私はそういう人たちに「諦めないで」と伝えたいです。日本語は難しいことは難しい。でも、諦めないで努力して頑張ってください。勉強を続けたら、きっといいことを習っていけます。全部を分かった気がする時でも、いつもいつも新しい発見があるから、勉強を続けてください。
私は学校で日本語を勉強し続けたおかげで、日本の言語や文化を学べただけでなく、自分自身が人として大きく成長できたと確信しています。
特に、日本語学習の過程で私に大きな影響を与えたのは「頑張る」と「信じる」という精神でした。
日本人はいつも皆いろいろな状況で「頑張ってください」とか「頑張ります」とくちぐせのように言いますが、私に人生にとってもこの「頑張る」という言葉はかけがえのないものになりました。そのきっかけとなったのはジェシカという友達との出会いでした。
実はジェシカとは中国語のクラスで出会ったのですが、アメリカ人なのに上手に中国語で話していたので、とても印象的でした。彼女はかつて軍人でしたが、退役してから体を悪くし、その後彼女はがんに侵されてしまいました。少しずつ体が弱っていって、私は始め彼女は死ぬのではないかと心配しました。しかも、政府は彼女に病院代も援助してくれませんでした。それにもかかわらず、病気と闘いながら、彼女はいつも「私はがんに負けない!」と言っていました。そして、最後まで諦めず、ガンを克服することができたのです。
彼女の経験によって、私は人生には無限な可能性があると思うようになりました。人はやる気さえあれば、なんでもできます。いつも頑張っていれば、無理だと思ってることでもできます。そう思えるようになりました。
彼女のようにいつも困難に耐えて頑張っていれば、日本のような難しい外国語でも身につけられると思い、今までずっと日本語を続けてこられたのです。
しかし、もし自分に自信がなかったら、いくら頑張っても、今までつらい時を乗り越えられなかったのではないかと思います。
ですから、私は「信じる」という精神もとても大切だと思います。自分を信じて、何があっても、全てうまくいくと信じて頑張っていれば、必ず自分の夢は叶います。
私に夢は卒業後大学院で日本文学を勉強し、将来日本語で小説をかくことです。そのために、何回も深夜まで、日本の教科書を一冊一冊読んで、いろいろ習ってきました。今まで日本語が思うように上達しないという悔しさのあまりに日本語をやめたいと思った時期がありました。もちろん、外国語を習うのは簡単なことじゃないと分かっていますが、外国語を勉強していて、いざ外国人と話すとなると、自分の伝えたいことがうまく言えず、落ち込んだり、悔しくなったりします。しかも、日本語能力試験を毎年受けているのですが、自分のレベルになかなか受けることができず、いつもがっかりしてしまいます。
それでも、また立ち上がってこられたのは、この「信じる」ということをいつも自分に言っているからです。日本語を勉強して、この「信じる」という精神を学んだおかげで、私はいつも何をやっていても諦めないという気持ちを持てるようになりました。
「頑張る」と「信じる」、というこの2つの精神から生まれる力は川なようなものです。いつも休むことなく流れていき、そして大きくて粗い石の障害にぶつかっても、止まることはなくそれを超えることができます。
ですから、人はつらい時も、この2つの言葉、「頑張る」と「信じる」、を考えるようにしたら、不可能性を可能に変えていけるのではないかと思います。
なぜなら、頑張ることと、信じることが無限の可能性を生み出してくれるからです。
ご清聴ありがとうございました。