こんにちは。ストーカー対策室の小林です。

 

本日は相談を受けた事例で話せる範囲で記載します。

関東の某県内で暮らしていた家族の話です。

 

相談者はその世帯主の父親からでした。

 

話を聞くと奥様と子供二人の家庭で、マイホームを最近購入したということでした。

長男24歳(会社員)、次男19歳(大学生)共に実家で暮らしていました。

相談者は寡黙で家族での会話はあまりないとのことでした。

面談中にもそのような空気は流れてました。。

ある週末に奥様から長男の様子がおかしいと相談を受け、内容を聞いてみると職場から無断欠勤を連続でしているとの連絡が来たそうです。

奥様は長男に確認をすると出勤しているので何かので違いだと言ってあしらわれたそうです。奥様からは長男とちゃんと事情を聞いて欲しいとのこと依頼があり、相談者は長男と話し合いをすることになりました。

普段、長男とコミュニケーションを取っていない分かなり緊張して会話が弾まず結果的に本題を聞くこともできなかったそうです。

 

そこで相談者は長男の尾行を試みました。

案の定、会社には行かずに電車で繁華街のある駅へ向かいました。

その駅前で長男は誰かと待ち合わせをしているのかずっと時計を気にしてベンチに座っていたそうです。

相談者も視認できる場所で監視をしていたそうです。

1時間ほど経ったころ、急に長男が立ち上がり一人で歩き始めました。

5分ほど歩くと長男の前にいる独りの女性に声をかけ始めました。

その女性はとても怯えているように見えたそうです。

長男が彼女との距離を縮めようとした時、急に彼女は逃げるように走って去りました。

長男は追いかけず下を向きながら駅方面へ戻って行きました。

相談者は頭が混乱して整理しようにも状況が読めず困惑しました。

奥様にもその話ができず一人で抱え込んでいました。

ただ、翌日も真実を知りたく長男を尾行したそうです。

すると昨日と同じように同じ駅に同じ時間に同じベンチに座ったそうです。

相談者は付き合っていた彼女へやり直したいという想いを伝えているのか?と思い、これ以上追尾しても長男おプライバシーを考慮して止めようと思い、相談者はその場から離れたそうです。

その後も長男に取り分け変わった様子もなく、職場からも連絡が来ないので、復縁したか離別したのか、と思う程度でした。

奥様にも職場に行っていたよと安心させるために虚偽の報告をしました。

 

それがドツボへの入り口でした。

 

続きは次回記載します。最近睡眠不足なのでお許しください。。。