33歳、韓国在住。30代の恋愛・結婚について語る。
現在、私は韓国で暮らす33歳。
今日は、私の30代の恋愛と結婚について、少し赤裸々に語ってみようと思う。
新卒からの安定した生活。でも足りなかったものは…?
日本にいた頃、私は大手企業で7年間事務職として働いていた。
安定した会社、安定した給料、安定した生活。
将来を考えても、生活には何一つ不満はないはずだった。
…でも、唯一足りなかったものがある。
それは 「彼氏」 という存在。
23歳の私が描いていた未来と、現実のギャップ
新卒で入社した23歳の頃、私はこんな風に思っていた。
「20代半ばには結婚して、すぐに子供ができてるっしょ!」
でも、現実は違った。
まさか30歳を過ぎても結婚していないなんて、当時の私は想像すらしていなかった…。
最初の恋、突然の別れ。そして、私を縛った言葉。
23歳で社会人になった頃、私は大学時代から2年間付き合っていた彼氏がいた。
「この人と結婚するんだろうな」と、何の疑いもなく思っていた。
…でもある日、突然、彼が言った。
「別れてほしい」
衝撃だった。
「え?え?嘘でしょ?別れるなんて考えたことすらなかったのに…」
私は本当に死ぬほど泣いた。
そして、彼の友達から聞いた 「別れの理由」 を知ったとき、さらにショックを受けた。
「もっとサバサバしてると思った」
嘘でしょ…?
私は、話し方、見た目、声のトーン、すべて含めて「姉御肌」に見られることが多かった。
「サバサバしてる」「男っぽい」「悩みなさそう」
周りの人たちが勝手に抱くイメージと、本当の私はまるで違っていた。
でも、その一言が 私の恋愛観を大きく変えてしまった。
「理想の相手」を求めて、空回りする日々
彼と別れてから、私は合コン、友人の紹介、マッチングアプリ…あらゆる方法で出会いを探した。
でも、自分でも気づかないうちに、私は 架空の「理想の相手」 を探していた。
「素を出せる人を見つけなきゃ!」
そう思えば思うほど、「素」って何?と自分でも分からなくなっていった。
そして、どんな出会いの場でも、私は おかしな行動 をとるようになった。
✔ タイプの男性の前では、無意識に可愛く振る舞う。
✔ 興味のない男性の前では、全力で「素の自分」を出す。
結果、興味のない人が私に好意を持ってくれて、肝心のタイプの人とはうまくいかない…。
そして毎回帰り道で言う言葉は、決まっていた。
「今日もいい人いなかった。」
恋愛は「努力すればうまくいく」もの?
「見た目がタイプじゃなくても、何回か会えば好きになれるかもしれない」
そう思って、何度かデートを重ねてみた。
でも、デート中に手を握られそうになったり、ボディタッチがあるたびに違和感が募った。
そして、ある日。
告白された。
…みんな、もう想像つくよね?
「友達のままでいたい。」
やっぱりお断りしてしまった。
今思うと、相手には失礼なことをしたと思う。
でも、何回か会えば好きになる という考えは、私には合わなかった。
結婚ラッシュに焦る30代。増えていく「〜しなきゃ」
そんな中、周りはどんどん結婚していった。
20代後半から30代にかけて、何度結婚式に参加したことか…。
「もしかしたら結婚式で運命の人に出会えるかも!」 と期待して、気合いを入れて参加する。
…でも、そんな奇跡が起こるはずもなく、ただただ落ち込んで帰る日々(笑)
私の頭の中は 「どんな相手がいいか」 でいっぱいだった。
✔ 年収
✔ 性格
✔ 容姿(キスできるかどうか!笑)
でも、これらの条件をすべて満たす人が現れても、私のことを好きになってくれるわけではなかった。
恋愛をするたびに、私は自分を否定し続けた。
✔ もっと可愛くしなきゃ…
✔ 大人しい性格にならなきゃ…
✔ 家事が得意じゃなきゃ…
✔ 言葉遣いに気をつけなきゃ…
気づけば、「〜しなきゃ」が増えすぎて、恋愛が楽しくなくなっていた。
次回は 「私の不思議な恋愛の力?!」 について語るよ。
また読みにきてくれたら嬉しいな!💛