【ガル埼玉の女探偵】浮気調査ブログ

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調査のこと。仕事のこと。趣味のこと。時事ネタなどあまりテーマを絞らずに書いています。パートナーの浮気で悩む方を助けたい。
探偵になったきっかけ→夫が不倫し、証拠を自分でおさえる。同じように悩み苦しむ人を助けたいと思ったから。

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間があいてしまってすいません!

前回の続き、書きます。

 

 

次の休みに調査結果を報告してくれると、探偵社の代表に言われていた私。

探偵事務所に訪れました。

 

待っていた代表の手には分厚い本のようなもの。

調査報告書でした。

あまりの分厚さに見るのが怖くなってしまう私。

 

代表は、丁寧に調査結果を報告してくれました。

「そして、ここからが問題で」と切り出し、夫が女性と接触したあとラブホテルに入る様子が画像がのっていた。

 

私は「あー…」みたいな、あまり驚きのない呑気な返事してたように思う。

「黒です」と代表の一言。

2時間の休憩でホテルに入っていた二人。

もちろん出てくるところもおさえてあった。

 

代表の説明中にも、私はどうやって離婚を切り出そうかと考えていた。

調査料金を支払って、ありがとうございますとお礼を言って、事務所をあとにした。

 

 

家までの帰り道、不思議と怒りの感情が出ず、ただ冷静にこれからのことを考えていた。

自宅に帰って、食事の準備をした。

でも夫の分は作らなかった。

 

そのうちに夫が帰ってきた。

「あれ食事ないんだっけ?」と聞いてきたので、「あ、ごめん。出先で食べちゃた」と言った。

夫は私のそっけない態度を責めることなくコンビニに行くと言って出ていった。

 

夫が帰ってきた時の空気がすごく嫌に感じた。

早くここを出ていきたいと思った。

気持ちが離れるのは案外あっけないものなんだなと自分の性格について考えてみたりした。

 

コンビニから帰ってきた夫に話しかけた。

「ちょっと実家に帰ってもいい?」

夫は「どうしたの?」と聞いてきたが、少し考えたいことがあるとだけ言った。

夫の表情を見てはいなかったけれど、勘づいているかも知れなかった。

「わかった」とだけ言って、その話はそれきりになった。

 

 

次の日

私は、夫婦の家からそんなに離れていない実家に戻った。

母に話をした。

離婚を考えていること。夫の浮気が発覚したこと。調査で証拠が出たこと。

探偵学校に行ったことは特に言わなくてもいいと思ったので言わなかったけれど、ここ最近のことはだいたい話した。

 

母は、意外に私に厳しかった。

我慢しなさい。あなたが原因ではないのか?いつでも離婚できるのだからやり直す努力をしてみたら?

そう言われた。

 

そういう考えかたもあるよなぁと、理解はしたけれど気持ちがついてこなかった。

とりあえず冷静に考えて、これからのことが決まるまでいて良いよと言ってくれたので、実家暮らしを続けることになった。

父には、あまり具体的な話はせず、夫婦関係がうまくいっていないとだけ話した。

父はもっと素気なかった。「そうか、大人なんだからしっかり話し合いなさい」みたいなアドバイスだった。

両親とも、あまり深刻に受け止めないことがむしろ嬉しかった。

 

結局、夫と連絡をとらずに一週間が過ぎた。

一週間後、「元気?会って話さない?」と夫からメールが来た。

そして私は夫と話すため自宅に戻った。

 

自宅で、夫はおとなしかった。いつもよりずっと神妙な顔つきだった。

私はいきなり「あの女とホテル行ったでしょ?」と聞いた。

夫は顔をあげて「え?なんで?」と言った。

なんでっていう返しがあるのかと思った。

なんでって知っているからと私は言った。

そして別れたいと言う言葉が口からさらっと出てきた。

夫はえっ!?と言ったあと、すごい勢いで嫌だといってきた。

その勢いに私もなんだか言っちゃいけなかったのかと思った。

母の言葉を思い返して、言ってはいけないことを口にしたのかもと思えてきた。

なんだか、気持ちがよくわからなくなってしまって、急に泣けてきた。

夫の前で号泣していた。

 

泣き止んで、とりあえず実家に帰るねと言い残し、自宅を出た。

なんか変なことになってしまったなと思った。

すごい後悔の念が沸き起こって、実家までの帰り道、一人でまた泣いてしまった。

 

 

続く

 

 

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