獣医療の進歩により犬猫の寿命は長くなってきています。一緒にいられる時が長くなると同時に、具合が悪くなったり、病気になっても高齢のため手術するにはリスクがある、寝たきりになった時の介護が大変等といった問題も出てきます。

そういった問題を少しでも軽減できるように、犬猫飼養アドバイザーからお伝えします😃

『身体が小さい犬の場合』
飼育スペースや運動量、食事量が少なく飼いやすいイメージがある小型犬🐩
そんな小さな身体の犬たちには、麻酔のリスクが高くなります💉

通常でも、持病を持っていたり、シニアになってくると麻酔の危険性が高くなりますが更に小型犬となるともっと高くなります。
そのため、身体が小さいと言う理由で必要な手術が受けられない可能性があるのです😵

また、骨格が華奢だと骨折のリスクも高まります。低い段差につまづく犬の足に物を誤って落としてしまったと言った些細な事で骨折する場合があるので、注意が必要です❗

『シニアに必要な適度な刺激』
シニアになった時に気をつけたいのが『認知症』です。認知症は、犬猫ともに起こると言われています。
発症原因は様々で、治療も難しいです。
なるべく認知症にならないためにはどのようにしたらよいのでしょう?

それは『脳への適度な刺激』と言われています❗

例えば、若い頃から一緒に旅行や様々な経験や体験をさせて沢山刺激を与えて下さい。
シニアになって視覚、聴覚が衰えてきたら、嗅覚を取り入れた遊びをさせて下さい。
そうすることで、適度に脳が刺激されて、認知症の発症を遅らせたり、予防することに繋がるとされています。

勿論、認知症の症状は様々あり、全てが脳への刺激だけで防げるわけではありませんが、シニアになったからといって室内で寝て過ごさせるのではなく、適度にお散歩やプチ旅行に行って普段の環境とは違う刺激を体験させ、また室内でもおやつを使った遊びやオモチャで一緒に楽しんでその子が最後の命が尽きるまで一緒に暮らしたこと大切にしていただけたらと思います(⌒‐⌒)🍀