魔法つかいの雑記帳 -7ページ目

魔法つかいの雑記帳

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ee氏は、事務員だった、少なくとも、自分では、しがない事務員だ、などと言っていた。
定刻出勤時に、黄金の光を放つ不可思議な人物とすれ違った。
ee氏は、今日だけは急用で休みを取ります、と勤務先に連絡した、20年勤めて初めての氏からの連絡だったので、勤務先は即了承したので、氏は存分にかの人物を追いかけることができた。

かの人物は、カフェに入ったり、、本屋に入って本を眺めたり、映画館に入って眠ったりしていた。傾けた横顔があまりに美しかったので、ee氏は、かえってこれ以上見てはいけないなどと思ったりした。

出際に、ずっと一緒ですね、と、かの人物がee氏にいきなり声をかけた。

ee氏はもう離れたかった、この麗しく恐ろしい人物から。

のぞいた穴に見返される、そんな、w.ブレイクの詩があったことをふと思い出した。

夜は暁に変わる時期に来ていた。