知らないことを知るのはとても嬉しいし楽しい。無知は悪ではないが恥だと常々思っている。昔から良識のある大人になりたかった。歩く辞書のような。

週一の課題すらうまくこなせない自分が嫌になる。課題の小説を読むのが億劫で後回しにし、いざ読んで難癖つけるだけで本質を見ることができていない。半端な課題を提出するのも嫌で粘り粘り睡眠時間を削り、苦労をしているような顔をする。そして友人から「大変だね」なんて言葉をもらってしまったら罪悪感に苛まれて腹痛になる。結局うまくいく出来とは程遠いものを厚顔で平気に提出する。自分より下を見て安心する。

なんて腐ったやつなんだろう。自分を卑下する時が一番口が回る。たぶん他人をする時も同じなんだろう。

私は自分を卑下する人間が嫌いだ。平気で他人に向かって自分を貶める発言をするなんて、相手にとって迷惑甚だしい。

自分が必死に隠している部分を平気に言う人間が嫌いなんだ。

何故こんなにも面倒臭い人間に育ったのだろうか。小さい頃、それこそ小学生の私なんかは多少出不精の気があるものの、天真爛漫なおてんば娘としられていた。まさかこんなに陰気な人間になるなんて誰が思っただろうか。あゆみの担当教諭からの一言には、いつも笑顔で誰とでも仲良く喋っていますとあんなに書かれていたのに。

すみませんでした。