私の地域では、病院(児童精神科)にかかるには、まず小児科で診断書をもらう事、療育園に通っている事が条件でした。
小児科で風邪を診てもらったついでに「あの、多動って、、、」と聞いてみたら、
「ああ、お兄ちゃん多動だね!!どこか通ってる?」
や、やっぱり多動なの!?∑(*゚ェ゚ノ)ノ
と、ショックを受けましたが、前に進むにはやはり診断がつく程の多動なのかどうか見極めてもらいたいと思い、児童精神科へかかる事にしました。
人気の大きな病院で、予約を取るのに1ヶ月、そこから1ヶ月後の受診となりました。
診察前にホームページから大量の問診票をダウンロード、プリントアウトして、ギッシリと書き込み、挑みました。
問診票には、親、親戚に障害者がいないかや、幼児期に多動傾向があったかどうかなど、遺伝の有無の質問もあり驚きました。
因みに、私は幼児期に多動傾向があり、主人は現在に至るまで自閉傾向があります。息子は私たち二人の持つ障害をどちらも持って生まれて来たようです(^^;;
診察室でまず初めに言われた事は、
「受診するという事は、診断が付くという事ですが、いいですか?」
でした。
この時はまだ、グレーって言われるかも知れないけど、まだ3歳7ヶ月では診断は付かないだろうなーと考えていました。
しかし、私が医師の質問に答えている横で発達検査を受けている息子はいつもの「そういう気分じゃないー♪」
青の事をわざと「黄色ーきゃはははっ!!」緑を「ちょっと変わったみどりーきゃはははっ!!」
と、テンション高く、能力発揮出来ず、3歳0ヶ月の発達という事になりました(^^;;
そして、発達の遅れはなさそうだけれど、目が合わなかったり、言葉のキャッチボールが一方通行だったり(息子が求める答えを言うまで、なんで?なんで?と言い続けたりする)
偏食がすごかったり
こだわりが強く、同一性の保持(毎日同じ事同じ順番を繰り返したがる)がみられる事
マイルール、マイワールドがある事
などの事から、自閉スペクトラムとADHDの診断が付くと説明を受けました。
グレーだと思っていたのに、しかも想像もしていやかった自閉症という重い診断にショックを受けました。
しばらくの間、療育園に行っても他のママさん達と話す気にもなれず、心を閉ざす日々が始まりました
しかし、私たちよりもずっと前に自閉スペクトラム、知的障害、ADHDの診断を受けていたママさんから、補助金がもらえる事、支援が受けられる事などを聞き、段々と前向きに考えられるようになりました。
診断を受けたのは1月。そろそろ入園するかしないか判断の時期でした。
気付けば療育園の他の子も同じように、自閉スペクトラム+ADHDの診断を受け、もう一年療育園で過ごす事を決めていました。
私達も、もう一年、療育園で過ごし、年中から障害者枠で、障害者受け入れのある保育園へ、加配の先生を付けて、入園させる事に決めました。
診断を受けて良かった事は、
・特別児童扶養手当(月34,270円)を貰えること
・市の障害者補助金(月2300円)を貰えること
・加配の先生を付けてもらえる事(ただし、加配審査会で必要と認められる必要がある)
・困っている事、問題行動に対する対応を、療育園の先生、医師が診断に基づいて考えてくれ、診断前よりも療育の質が格段に上がったこと
・今後の見通しが立ち、小学生になったら支援学級に入れてあげたいと思えるようになったこと
・障害者だと認めたくない気持ち、希望の幼稚園に入れたい気持ちより、子供のために何が1番最適で、幸せに快適に過ごせる環境を整えてあげられるか考えてあげられるようになったこと
などです。
意識改革された気分でした。
世界が反転したようでした。
今まで、多動なんかじゃない!!と、つっぱねていた事は、息子と向き合ってなかった、息子のためではなく、親の都合だったんだと気付き、恥ずかしくなりました。
それからは、年齢と共にパニックのような癇癪を起こすようになったりしましたが、同一性の保持という事なのかと、認めてあげ、合わせてあげられるようになりました。
偏食も、無理して食べさせることはやめました。
いつもと違う事、不安でそれを紛らわすためにテンションを上げていること、色んな事が分かり、仕方がない事なんだと、不安をやわらげてあげようと思えるようになりました。
診断を受けず、普通学級で上手くやっていけず、不登校になってしまったり、悩んでいる子が結構いるという事も知りました。
私たちは、診断を受けて良かったと思いました。
決めるのは親です。
でも、生きていくのは子供です。
多くのママさんが、子供のために、診断を受けて、生きやすい環境を作ってあげられたらいいなと思っています♪