毎食前に決まって
お茶が配られる。
温かいこの一杯のお茶が
とてもありがたい。
病院ではお湯沸かしたり
温めたり出来ないから
温かい飲み物は
この時だけのもの。
制限があるからこそ
この有り難さが身に染みる。
ご飯だってそう。
病院食は美味しくなくて
みんな不味いまずいと
不平不満こぼして食べない。
添加物
冷凍食品
ふりかけ
果物は缶詰
野菜もペーストなの?
っていう感じで。
味も
おかずにならない薄さ。
わかるよ。
わたしだって
玄米菜食
無添加
無農薬など
こだわり続けて来たから
こんな食事は絶対に無理!!
死んだ方がマシ!!ってなったよ。
でも、わたしなりの意図があるから
黙って大人しく頂いてる。
みんなは面会時間に
家族に何か持って来てもらって
こっそり食べてる。
わたしも以前なら
そうしてた。
自由にやってたら
有り難さがわからなくなる。
不自由さがあると
何かに気付ける。
ご飯も出されたものだけとなると
何でも有り難くなる。
ないじゃなくて
あるに意識が自然と行く。
すると、
ご飯が食べれるだけ
ありがたいなぁ。
メニューが変わって
楽しいなぁとか。
いつも温かいご飯で
出してくれるのは嬉しいなぁとか。
一週間経ったら
不平不満な心が
感謝に変わってるから面白い。
枠が外れた感じ。
自由度が上がった感覚が嬉しい。
制限は悪いものと思いがちだけど、
それをどう感じて
どう使いこなすかは
自分次第だと思えた。
