結論から書いてしまうと、バージョン8.0.0ではまだ本格的な使用には耐えませんでした。
ある程度セッションが進行してくると、CUBASE PRO 8再起動後、アレンジウインドウでトラックの拡大したりミックスコンソールを立ち上げたりするだけで落ちてしまうのです。
途中からは7.5で作業。
その他のポイント
・軽い!
今回のアップデートの一番のポイントはここだと思いました。
現在はMac Pro 2013 6Coreを使用していますが、CUBASE 7.5使用時、MacBook ProからMac Proに切り替えてもCUBASEが使用できるCPUの使用上限にリミッターがかかっている感じで軽快というわけではなかったのですが、今回のPRO 8は軽いです。
メーカーサイトにある従来に比べて半分くらいの負荷というのは本当ですね。
・インプレイスレンダリング
今回のアップデートはこの機能に期待して行ったのですがまだ不完全なところがあります。
この機能は現状、基本的にシングルアウトプットのMASSIVEやFM8のようなソフトウェアシンセ向けのようで、一応マルチアウトもできますが不完全ぽい感じです。
VST Rackに例えばKontaktをマルチアウトプットで立ちげた場合、マルチアウト設定したチャンネルの個数分レンダリングが行われます。
MASSIVEのようなシングルアウトプットのタイプをレンダリングすると掛けているプラグインやフェーダー、オートメーションまでレンダリングしたオーディオトラックにプリントしてくれておーっ!て感じなのですが、マルチはそこまでは対応していません。プラグインやフェーダー位置は再現されません。
また、アウトプットの個数分レンダリングを頭から繰り返すので、BFD3やAddictive Drumsなどドラム系のサンプリングシンセだと、キック、スネア、オーバーヘッドなどマルチアウトしているアウトプット一個一個レンダリングされると、ラウンドロビンでサンプルが変わり「かぶり」など位相が少しずれそうな気がします。問題ないかとは思いますが。
なので、ドラムは気分的な問題ですが従来のバウンスのマルチ書き出しを使うと思います。
また、マルチのレンダリングは動作も不安定でマルチアウト設定のBattery 4をレンダリングしようとするとCUBASEが100%落ちてしまいました。
MASSIVEやFM8、Nexus2のようなタイプのシンセは作業効率がすごく上がるのは間違いないですね。
・アレンジウインドウ
モニタリングや録音のアイコンが変わり全体的により洗練されたグラフィックになりました。ただ、全体的にオフ状態のアイコンの色が暗いので少し見ずらい。
また、Retinaディスプレイ対応したのかどうかはわかりませんが、文字が太く、文字のエッジがぼやけているので全体的に字が読みにくくなったと感じます。
アレンジウインドウ右側にできた「ラックゾーン」に関しても便利なのですがもう少し洗練されることを待ちたいところで、ラックゾーンに表示するVST RackとMedia Bayの大きさが大きい上に狭くできないので左のインスペクターと同時表示だと、1920ドットの液晶でもアレンジ領域が狭くなります。
多分今後はこの領域にイベントリストなど色々表示できたり、後々MIDIキーエディターやミックスコンソールのシングルウインドウ化することへの布石のようにも感じられるので今後に期待ですね。
今まで設定されていなかったショートカット項目、例えばミックスコンソールのメーター表示非表示など細かな良改善も多いです。
とりあえず、今回は冒頭に書いたようにセッション途中で落ちてしまう状態になってしまって完パケまではいけなかったのですが、この辺は急ピッチで改善されると思うので、アップデーターきたらまた書きたいと思います!
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