俺は出向スタイルの仕事なので、自社にはとどまらず客先常駐になる。

依頼元の社員さんがリーダーとなり、受け元が責任者を揃え、受け元の会社から更に自社に依頼があって

私がアサインされて、お仕事をさせてもらっている。

 

今日も休んでしまった。

体調が落ち着かない。

 

きっとパニック障害なのだろう。

心臓をつかまれてるような息苦しさと過呼吸気味の呼吸。

 

毎朝の朝会の詰問

午後の進捗会議での詰問

 

それらは全部自分が蒔いた種

だからキツくても、辛くても、苦しくても、自分で受け止めて進めていくのが仕事。

 

そう思ってきていたけど。。。無理だった。

 

とても精神的に弱くて、もっと強くならないといけないし、もっと周りともうまくやって、

仕事を進めていく必要があるけど、どうしても求められているスピードにならないと思っていた。

 

社長と話をして、これまでに無理していることを自分が気が付いていなかった。

えてしてこういうことに陥りやすい人は、そうらしい。

自分が悪い、自分の責任

そういうところで自分を責めてしまっている。

まじめすぎるが故の失敗なのだが。。。

 

業務を三つ受け持っている。

その中の一つがとても大きい。

 

元々参入当時は3人で回していたのを、今は私が1人で受け持っている。

サブが付いてくれるとはいえ、まるっきり作業を触れるわけでもなく、なかなか厳しいものがある。

 

私の体調がおかしくなってから、現場では一番軽い2つをはがしてくれる話になったが、

それではなく、一番重い1つをはがしてほしいと心の中では思っていた。

だが、コロナ解雇も多くなり、案件の取り合いになっている現状を鑑みると、とてもそんなことを言っていられない。

お仕事あるだけでありがたいのだから。

 

社長と話して、でも、その一番負荷の高いものが一番心負担になっているのを吐露した。

社長はすぐさま、それを外してもらおう、という決断を下してくれた。

正直、それで少し救われた。

 

そうは言ってもすぐに外してもらえるわけではない。

今取り掛かって中途半端なものを、ひと段落させていかないと、それこそ受け取ってもらえない。

だから、しばらくは3つをやっていかないといけなくなる。

 

どんどん遅れていくタスク、課題

これらをどうにかするには残業するしかないが、このご時世、残業を推奨するところはない。

 

故に、少しでも遅くなる日が続くと声を掛けられる。

リーダーは、まだ帰れないんですか?大丈夫ですか?と気遣った声かけだが。。。

 

責任者は何を勘違いしているのか、帰れない今の状況を聞き出して、あーでもない、こーでもないと指示を出す。

指示ならまだしも、詰問、尋問みたいな問いかけの挙句、答えに困るようなことを聞いてくる。

それを聞いて何になるのか?この時間が何になるのか?

 

早めに切り上げさせたければ、今こだわらなくてもいいものにこだわっているのなら、明日でも構わない理由を伝えて切り上げたほうがいいよ、と安心させたりするほうがまだ切り上げやすいが。。。

 

例えば、こういう理由で確認したいから今その確認をするところ、と答えたとすると、

それは「こういう理由で、明日でもいいのでは?」という。

そのあと少し話して、では、明日確認します、と一旦答えると、今度は

「その明日確認するに至った根拠は?」と質問してくる。

 

は?なんで????

今、自分でそう言ったんじゃないの?と思いながら、冷静にその言われたことを復唱するかの如く伝えると、

「ほんとにそれで正しいの?ほんとうにそれでいいの?」と詰問してくる。

 

こうなってくると、これまでの問答に要する時間が無駄で、

あほらしいやり取りに巻き込まれている気分になり、イライラがピークになる。

 

責任者はこんなことしかできない。

 

何の解決にもならないことを言ってくる。

結果、時間だけ取られ、こっちは責められた気分になり、後味悪くなってから、今までやっていた作業を継続するような形になる。

 

先手をとって、前もって作業内容などの質問をしても「そんなの普通にやればいいじゃん」としか言わなかったりする。

コロナになる前は隣の女性と談笑していたのにもかかわらず、こちらに対してはかなりつっけんどんに質問の答えを返す。

 

そしてこちらの得たい情報は全く無い。

こちらが何も言えないような返しをするだけで、それで問題ないと思っている。

未経験なもの、まだ熟知までしていないものなどについて、相手に伝わっている、言ったことを理解しているなど

そんなことどうでもよくて、自分に質問が返ってこないような言い回ししかしないから、質問しても無駄である。

食い下がったところで、質問内容や言葉を変えたところで、得たい情報は得られず、単にこちらが二の句が付けない言葉が返ってくるだけ。

たとえそれに返そうとすると、けんかになってしまうようなことばなので、余計な時間を使いたくない、労力を使いたくないからこそ、言葉を飲み込んでしまう。

こういうことが幾度となく繰り返されてきていた。

 

結果、責任者には何度質問をしても無駄になるので聞かなくなる。

食い下がって聞いても、それ以上の情報は出てこないからだ。

 

それでいて、責任者が知らないわけではない。

こちらが失敗してから「なんでそんなことしたの?普通こんなことしないよね?」と責めてくる。

いやいや、聞いても教えてくれないではないですか?と聞くと、「そんなことはないよ。失敗する前にまず聞いたり確認するのが大切じゃないの?」と言われる始末。。。

 

どうにもならない。

 

なので、お客様でもあるサブリーダーに色々なことを聞いてクリアにしてから作業を行う。

そのほうがこちらは効率的、かつ二度と同じ失敗はしないからだ。

 

こうなってくると、責任者の立場が無くなってくる。

単に人を増やして、面倒を見ないことが露呈するからだ。

 

そうなることもわかっていたが、責任者が前述の態度なら、仕事を進めるためにはサブリーダーに聞くのは仕方のないこと。

 

はたして、リーダーから指摘されたのであろう、責任者がこんなことを言ってきた。

 

「そんなに俺に聞くのが嫌?聞きにくい?」

 

その通りだ。というより、聞きたくない!!!

 

ただ、うちの会社での取引先でもあるからその通りとは言わない。

責任者にはそんなことはないと伝えているが、自社の社長には前述のことを伝えておいた。

社長も責任者の人柄を知っていたが、まさかここまでひどいとは思っていなかったようだ。

 

さらに。。。

朝会や進捗会議で、いまさらなことを聞いてきたり指摘したりする。

なにも好き好んで遅らせたりしているわけではない。

サブリーダーはしばらく不在の状態だったし、責任者は上記の扱いしかしなかったので、どうしても情報が希薄な中で、

不慣れでやったことが無い仕事を、自分なりに調べ、人に聞き、段取りを決めて、進めてきたのだから、抜け漏れはある。

 

それを指摘してきた。

確かに手遅れかもしれないが。。。今更なことを「どうするんだ?」と言われても、策なんかない。

 

サブリーダーが「いまさら言うなよ!って話ですよね」と苦笑いしながら俺に言ってくれた。

本当にそう思うのと同時に、そのおかげで少しは救われた。

 

けど。。。

本来は責任者がフォローしたり、ナレッジしたりすることを、知っているでしょ?前はほかの部署にいたんだから理解できているでしょ?という理屈を言われ、結局説明してもらえなかった。

 

だからこそ苦労している。

イメージもつかめて何となくこうすればいい。。。などがわかるものならよいが、全くわからない。

 

 

社長にこのあたりも洗いざらい吐露した。

社長も苦しむのも無理はないと理解してくれた。

 

責任者に直接話をして、今後どうするかを考えると言ってくれた。

その答えが、この「一番負荷の高いもの」を私から外すということだった。

責任者も俺が元気になるなら、今からそれを外しにいく努力をすると言ってくれたらしい。

 

どこまであてになるかわからないが、本当にそうなってくれれば楽になる。

 

本来、逃げであるから、こうなってはいけないと思っていた。

任されるからには期待されているわけで、それ以上に期待にこたえたいという思いもあるし、

昔から中途半端には終わらせたらいかんという思いもあった。

 

初志貫徹

途中で投げ出さない

 

そういうものが正しくて、大切なことと思っていた。

 

でもこうやって苦しむことを何度も繰り返してきて。。。

 

最近読んだ本で、こういうことが書かれていた。

 

「逃げるとはその場から一歩引くこと」

 

日本人は実より名をとる民族だと言われていると。

諸外国では勇気ある撤退という言葉もあるのに、日本人はどこか「負け戦と分かっていても戦うのが美徳」というものがある。

 

また、頑張ることが美徳とされているので、「ほかの人も頑張っているのだから、自分も頑張らなきゃ」という考えが働き、仕事でかなり負荷がかかっていても、頑張ってしまうのだという。

 

ボロボロになっても頑張るのは美徳と思っていて、それが当たり前だったりもする。

それを頑張りぬく同調圧力みたいなものもある。

 

この本を読んで、少し逃げや、負荷を減らすことを考えてみることにした。

 

今までは創意工夫で何とか効率よく進めるのがお仕事の大切なことだと思ってきた。

 

だが、仕事の効率化が進み、コスト削減から一人にかかる負荷が高くなって高負荷な仕事になってきているにもかかわらず、

コロナ禍によりさらに一人にかかる負荷を高め、人を減らしている現状を見ると、もはや正しい負荷ではないと思う。

 

これをどうやって乗り越えるかを考えたら、やっぱり腰を据えてじっくりなんてできない

にもかかわらず、前任者からの引継ぎは不十分で、受け取ったら目の前の課題消火に追われて、仕組みを深いところまで理解する時間的、精神的余裕がないまま、期日だけが次々押し寄せてくる。

 

この状態でこなせるのはかなり慣れている人じゃないと無理で、引き継いだばかりの人間がやろうとしたら自転車操業になるのは当たり前。。。

 

しかも。。。参入当時3人でやっていたものを、今は俺一人で受け持っていやっているのだから、それは無理がある。

 

そこをちゃんと主張できるようにしていくことが、自分の課題だったのだと思う。

 

ただ。。。お客さんに一番近い責任者があのノリではそれも伝わらない。

現に同調圧力みたいなもので、やらざるを得なかった部分もあるし、あのノリでは受けきれないと伝えたところで、口で言うのは簡単だが、ということを言われて押し切られて終わるから。

 

ただ、社長が現場にメンバーとして参加してくれるので、これからはなんとかなるのではないかと思う。

 

とにかく、今一番高い負荷を外して、心の負担を軽くして、必要ならば医者に行って治療をしないと。