前回の移植はダメだった。
兆候はまったくなかったから、たぶんそうだろうとは思ったけど、やはり落ち込む。
次はホルモン補充はせず、自然周期でいきましょうと言われたので、次の通院は生理から12〜14日後。
ところが、思わぬことがあった。
生理が来たのだけれど、3日目にはもうほとんど量が出ない。最初の日ぐらいしか、まともな量が出ない感じ。
これはもしかして、また子宮内膜が癒着をしているのではないかと不安になる。
前回の剥離手術からは約5ヶ月。
また癒着していてもおかしくない。
癒着しているのなら、移植しても意味はない。
ぐるぐる考え、子宮鏡検査をしてから移植したいと思った。
子宮鏡検査で何の異常もなければ、
この周期に移植もできるらしい。
杉山産婦人科を受診して、
いつもの先生はいなかったけど、
事情を説明したら、
子宮鏡検査をやりましょう、と言われた。
急いで予約をしてほしいと言われた。
生理から8日目に検査の予約を入れることができた。
ホッとした。
もし今度の検査で、
また癒着していることがわかったら、
もうそこで2人目はあきらめよう。
夫も同じ考えだった。
何度も手術して、大変な思いをしなくてもいいんじゃないかと。
過去の記録をみていたら、
杉山産婦人科の最初の医師には、
「癒着の剥離をしても、必ず妊娠できるとは限らない」と言われていた。
でも、私はいつのまにかその言葉を忘れていた。
今の担当医は
「剥離手術をして妊娠している人はたくさんいる。妊娠の可能性があるから手術をする」という。
こっちの言葉だけを私は覚えていた。
夫に話すと、どっちも同じことを言ってると言う。
プラスの面から表現するか、マイナスの面から表現するかの違いだという。
たしかにそうだ。
なんだか、不妊治療のやめどきを探してる気がしてきた。
ここまでやった、もう無理だった、と思うためにどうしたらいいかって。
クリニックのせいじゃなく、
自分の体が無理なんだって思える何かを。