フジテレビSPORTS2019-2020宇野昌磨 前編の書きおこし

続きです。

 

ステファン先生のインタビュー、感動ものでした!

一語一語が感慨深いですラブラブ

スケートに対する明確な目標と理論。

熱いけれども、感情的ではなく、冷静な方なんだな~

ということが伝わりました。

 

書き起こしをしてみたところ、

喜んでくださっている方々がいらっしゃって、

コメントいただいて嬉しかったです。

 やっぱり、このフジテレビさんのインタビュー、

ほんとうに素晴らしいので、一語一語を大切に

味わいたいという気持ちの方、結構多いのかな、と・・・

 

書き起こし、頑張りま~す爆  笑

(おばあさんだから、記憶力悪くて、聞き取っても書いているうちに

忘れちゃうので、細切れ細切れに書き留めてるのでございますあせる

 

    うさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎ

 

ステファン先生のインタビュー

 

 彼は支えてくれる人が近くにいる事で、

責任を持った行動をするために

必要な自信を得たと思います。

 

 

これは、この数か月で私が気付いたことです。

もちろん彼は、以前から自分に何が必要で

何をやるべきかわかってはいたと思いますが、

少し自信が足りてなかったのかもしれません。

「自分にはみんながいる」と感じる環境があるから

自信が戻ったのでしょう。

 

 

ーーーGPフランス後に彼は「応援に励まされた」

と言っていました。やはり観客の応援は、実際とても

重要なんですね?

 

 確かに観客からの応援はとても大事ですし、

感じることも大事です。

 

     昌磨は現実的な性格ですが

     感受性もとても強い

 

 だからこそ環境はとても大切ですし、

観客と繋がり、後押しを感じる時、自信が湧き、

強くなった自分を感じることができるんです。

 

 

ーーーまさにご自身の話を彷彿とさせるのですが、

トリノ五輪後の欧州選手権、あなたは欠場し、

その理由を「内なる炎(が失われた)」と言ってました。

何を感じていたのでしょう?

 

 キャリアの中には克服できないと感じる時があったり、

状況が少し複雑だったりする時期があります。

解決策を探っても、自分が置かれている状況が

よくわからない時があります。

 もちろん解決策を見つけることは大事ですが、

”解決策を探し出せる”という状況こそ

大事だと思います。

 

 

 その当時の私に焦点を当てると、

自分の置かれた状況を受け入れておらず、

どうやって解決策を見つけるかということだけに

集中していました。

 

 それは解決しようとしていないのではなく、

状況を理解し、それを受け入れる

・・・・・結果を出してきた

・・・・・注目されている

・・・・・大きなプレッシャーがある

うまくいくならそれはいい事だし、でなければ練習を続ける、

つまり少し時間をかけて

自分の状況を理解することです。

 

 若い頃は客観的になるのが難しい。

それが私の問題でした。

欧州選手権を欠場することで、私は距離を開けて

自分を見ることができた。

距離を開けることで、自分の状況を理解し、

再び戦うことができたのです。

 

 2007年の東京の世界選手権は、私の心を

豊かにしてくれた大会です。

それは、観客、私のチーム、家族のおかげです。

 

そして、私の内なる炎が蘇ったことで自信を取り戻し、

自分の行いは正しいと思えました。

 

ーーー今の昌磨の内なる炎はどんな状態ですか?

 

まるで火の玉のようです。

特にショートプログラムを見ていると、

この火の玉には、加速するエネルギーがある、と。

 

 

     加速の天才です

 

 この数か月、彼が平静でいられるよう努めてきました。

それは試合でも同じように、

平静でいられるようにするためです。

 

   そしてチャレンジしたいと強く思うこと、

   彼に「チャレンジしたい」と思わせること、

   チャレンジしたいことを見つけさせる

それも私にとって重要です。

 

彼にチャレンジを課すことが私のすべきことではありません。

火の玉が自ら勢いを増すように、

彼自身の意思で挑むようにすることです。

 

 

 

   ステファン先生のインタはここまで

昌磨君のインタに続きます。

 

     ※画像はすべてyoutubeの画像から

       スクショさせていただきました。