小選挙区制は、憲法違反でないか? | Al Kinetoj 2 (アル キネートィ 2)

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本日のトップニュースは、昨年末に実施された衆議院議員の選挙における一票の格差が大きく、これが憲法違反だという判決が出たことだ。

一票の格差が大きく批判されているが、小選挙区制における死票の多さについては問題ないだろうか?

昨年の衆議院選挙では、4割の得票率であった自民党が7割の議席を確保したこと、その結果、6割の票の多くが死票になってしまったこと。これは問題ないのだろうか。4割の票を得た自民党が10割の国民の将来を決めてしまう。

小選挙区制をとる限り、こういうことは避けられない。

これは大問題だと思う。

憲法に違反するかどうかは、私にはわからないが、小選挙区制が良くないことは誰にでも想像できるでしょう。

極端な提案かもしれないが、国会議員の選挙は、すべて全国区にして、得票率に比例して各政党に議席を配分すれば、全国が1区なので1票の格差なんてなくなるし、地方から選ばれるわけではないので、国全体の利益になるような政治が期待できると、私は思う。

もちろん、小選挙区で当選してきた現国会議員にとっては苦しい道が待っているでしょう。 特に地元の地盤だけが頼りの議員さんには。でも、国会は国会議員のためにあるのではなく、国民全体のためにあるのだから、国会議員の総入れ替えの結果が出ても、それはそれでしょうがないことだと思う。国会は現国会議員の雇用のために存在するわけでないから。