抗がん剤が始まった頃より、ネットサーフィンで見つけたメルマガを購読(無料)した。

 

加藤隆佑先生と言う札幌にいる方で肩書きは

内科認定医
消化器病学会専門医
消化器内視鏡学会専門医
がん治療認定医
トータルリンケージ代表

との事

 

今回、その中に下記の様な事が書かれていた。

 


がんの治療をしないで経過をみている
患者さんが外来に見えました。


体調どうですか?と聞いたら、「最近忙しくて、がんのことなど考える時間などないのです。」と笑って言われました。


ここからが本題に入るのですが、

 

がんを克服するときに大切なことの1つが「がんを忘れること」と言われています。


がんのことばかり考えていると、精神的にストレスになるからです。

 

しかし、がんのことを忘れようと意識すると、がんのことを意識してしまうことになるので、それもだめです。


(「ピンクの象を想像しないでください」と言われると、逆に想像してしまい
ますよね。それと同じことです。)


「がんを忘れる」ためには、全く別のことを考えることが大切になります。


お仕事をしたり、体を動かしたり、ボランティア活動をしたり、お友達とお話をしたり。


なんでもいいので、このような時間を作っていくことが大切です。先日の食事療法のセミナーに参加された一人の方は、抗がん剤治療をうけながら、海外出張をされていました。


このように、

がんの治療以外のことで打ち込むことを作ることが大事。

 

以下のようなことでも大丈夫です。


近場の日帰りの温泉に行く

 

大好きな音楽を聞く

笑える映画を見る

元気のでるエッセイを読む


もし、抗がん剤の治療でそのようなことができないような状況であるならば、主治医にもっと副作用を減らせないか相談することも大事です。


一方で、悲しい現実もあります。がんになったらこそ、生き甲斐や生活の安定のために働く場が大切なのですが、「がんになったら働けない」と考える患者さんや雇用主が多く、告知と同時に退職したり、解雇されたりするケースがあることです。

(不当な解雇の場合は弁護士に相談することも大事です。泣き寝入りしないことです。)


そして、治療が終わっても再就職できない人も多いです。
がんを告知されたあとも働こうと思えば、ちゃんと働ける人はいっぱいいるのです。

もっとその事実をいろんな方(特に雇用主)に知ってもらいたい。

社会が取り組む問題にもなるのですが・・・

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

 

ブログを拝見すると、私達がん患者に対して、最初は籍を置いておいてくれた会社が、何かのきっかけで解雇みたいな話をよく目にします。

 

2人に1人がなると言われているのに…悲しい現実です。

 

私の場合、がんを忘れられているのは、多分寝ている時だけかも知れない。唯一、お正月の旅行の時は一時忘れてた。非日常の方が忘れられるのね。

 

現実は明後日もまた病院だし、なかなか忘れることなんて出来そうも無いなぁ…

 

【HIS】旅行プログラム