「プロトレックとったど~!!」
久しぶりにブログに向かっている僕。
最近やたらとあちこち飛び回っていて書くのを中断。
こんな自然の中にいながら、仕事人間となっていた。
シフト表にはタイトなスケージュールが2ヶ月にわたってビッシリ。
そのせいかやたらと時間が気になる。
腕時計を一日何回見れば気が済むのか・・・・
起床から就寝までチラチラ。
そんな日々を過ごしていた矢先の出来事。
大事に大事につけていた時計が長良に消えたのだ。
しかもそれはモノマニアであるマル氏からの借り物。
カシオの「プロトレック」。
気温&方位&高度が一目でわかる優れもの。
高価でないはずがない!!
さらにさらに沈んだ先は長良の荒瀬。
ラフティングツアー中に起こった災難だ。
もちろん取りに行くのも困難。
諦めざるを得ない。
ガックリと肩を落とし、リバーベースに帰る。
やいなや、ネットオークション&ショッピングで同じ種類の時計を検索。
マル氏の顔を思い浮かべて・・・・
しかし、探せど探せどお目当てのものは見つからない。
焦りと同時にくる脱力感。
「俺の人生ついてないな~」
*ちなみに、1ヶ月前吉野川で彼女からプレゼントされたお気に入りの時計をなくしているのだ。
7年間肌身離さず、愛用していた。
風呂に入る時も外した事がない。
そんな出来事も重なり、情けない事にかなりのショック状態に。
周りから見たら、僕の後姿はそれはそれはコンパクトにまとまっていたであろう。
もうしょうがない!
一か八か潜って探すしかない!!
そう決断したら、一気にやる気が沸いて来た。
不思議な事に、ひょっとしたらひょっとするんじゃ?
そんな期待さえ生まれてきた。
やるしかない・・・・
手早く素潜りの準備を整え、車で現場に向かう。
もう日が暮れ始め、空が赤く染まりはじめる。
「日が短くなったな~」
そんな事を考えているうちに、荒瀬に到着。
釣り氏達が、鮎と格闘している中を、いかにも怪しげな、ゴーグルをつけた坊主の髭ズラが一人。
一心不乱に川を横切り、白波と格闘。
やっとのことで消失地点にたどり着く。
ゴーグルの曇りを念入りにとり、いざ!!
水中は若干暗く、不気味ささえも感じる。
期待と不安が入り混じり、複雑な気持ちの僕の目の前を、数十匹の鮎が乱舞している。
辺りを見回しながら入念に川底を探す。
とその時、2メートル下の岩裏に光り輝く物体が?!
まさかまさか!マル氏のプロトレックが荒瀬にも負けずに、岩にガッシリと挟まっているではないか!!
感動!!
まさに心が振るえ、ドキドキと動くのが確認できる。
居てもたっても居られない。
気が焦る。
すかさず勢いをつけて川底に向かう。
なかなか到達できない。
リバーガイドのくせにライフジャケットの存在を忘れている為だ。
潜れるはずがない。
しかし、やっとのことで掴み取る事に成功!!
嬉しくて、嬉しくて涙が出そうになった。
早く誰かに伝えたくて、転がるようにして浅瀬を走った。
「人生って捨てたもんじゃないな~人間諦めなければ、良い事あるな~」
心からそう感じた。
今までやり残した事に、もう一度チャレンジしてみようという気にさえなった。
本当に単純な僕。
でも滅茶苦茶嬉しかったんだもの。
皆さんもこんな経験ありませんか?