取締役としての入社にあたり、社長から「今後は給与ではなく報酬だから金額は自分で決めろ」と言われました。

決算書や全従業員の給与、会社の状況などを全部聞いた上の事です。

これはかなり迷いました。
「自分の適正な報酬を決めるのが役員の仕事だ。欲をかき過ぎず、控え過ぎず」との社長の言葉もさらなるプレッシャー。

どうにか自分なりに根拠のある金額をおそるおそる提示したところ、社長はニコッと「金額はどうでも良かった。悩んで決めるプロセスが大事なのだ」とのこと。

帝王学の一環なのかな?
社長の思惑通りか否か、とにかく自分の収入にあまり執着がなくなりました。
結局、振り込まれるまで幾らになったのか知りませんでしたし、給与明細を確認することも数日間忘れてました。

自分の資産より会社の資産、という考えに近づいてきた?
タイトルと紹介文のような状況で4月なかばから入社しました。
ぶっちゃけコネ入社なのだが、社内ではオフレコです。

私のスペック↓

男性 37歳 独身。
営業~新規事業立ち上げに従事。
転職も数回あり。業界は不動産、訪販、接客業、ここ8年ほどは人材派遣業が主。

会社のスペック↓

中小企業。社歴は長く、40年近く。
専門的な業種。技術屋16人在籍。
社長は非技術屋。
男女比は大体半々。
給与は業界相場よりはかなり良い模様。
不況の影響で直近の業績は厳しい。
財務はかなり健全。

色々と込み入った事情もある中、本業以外の事業を立ち上げる必要が出てきています。

特定されない範囲で、あった事、思った事を記していきます。