テレビを見ていると、認知症についてやってた。
昔は認知症は治らないといわれていたのに、
いまは発症メカニズムが明らかになり、
いいクスリもできているそうだ。
介護方法も、個人の人格を尊重する方法が
生まれてるそうだ。単に伝える手段に問題があるだけ、
本人は意思を持っているのだと。
これを見ると、本当は喜ぶべきことなのに
なぜかすごーく暗くなった。
じゃあ、あの手をヒモで縛られてベッドに寝かせきり、格子戸のある
病室に入れられていた老人達はいったい何だったの?
ほんの○十年前の話です。
そのときは超自信を持って、「治りません!」と言っていたわけよね。
わたしがいつも不思議なのは、医療がそのように進歩を遂げるのだったら、
現段階での病気でも「治りません!」ってなぜ断言してしまうのか、ということ。
正確には「2007年現在の研究動向では、○○までわかっているけれど、
まだ○○のクスリの○ステージなので、○年ぐらいかかりそうです」
ではないかと。
そりゃ、なんでも後から発見されるっていうのはありますよ。
歴史だって、古墳が一個出れば、大幅に書き換えられる。
でも、医療だって進化しているんだったら、治りません!って断言したら
いけないのではないか。
少なくとも、患者に及ぼす影響は大です・・・。
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