俺はスネーク、フリーのジャーナリストさ
謎の二足歩行型ネコと遭遇した俺は高
鳴る鼓動を抑え、自宅へ帰宅した
PLLLLLL…PLLLLLL…
スネーク(以後ス)「よし、仕事のキャンセルは完了と…」
今回の取引先には悪いが俺は夢見る
男、すぐ近くに大スクープがあるとい
うのにみすみすみのがせない…
ス「もう深夜の二時か…」
興奮とは恐ろしい、あっという間に時
間がたつ
明日からはあのネコの捜索だ、少しで
も休んでおこう
テーレーテーレーテッテッテー
一晩あけて舞台は昨日の海岸
あのネコが今日もここにいるかもしれ
ないという考えだったが…
ミラー「おーい、スネーク!」
興奮していたとはいえやつに教えるの
は迂闊だったか?
やつはミラー、俺と同じくフリーの
ジャーナリストをやっていて親しくな
い訳ではないのだが…
ミラー「幻の二足歩行型ネコを見たん
だって!?すごいじゃないかスネ~ク
ウ~!いつだってお前はスクープを見
つけるのが得意だよな、俺らが初めて
会ったときも…あ!あれ!あの海を船
でわたっている!あれ!!!」
…といった具合に次々話を続けてしま
うため少々疲れる
ミラー「どこを見ているんだよ!あれ
を見てみろって!」
ス「うおぉ!?あれは間違いなく…」
ミラー「スネーク!!!ゆっくり吟味
している場合ではなぁい!
脱げ」
!
ス「カズ!?いったいどうしたん
だ!?」
ミラー「なにを言ってるんだスネー
ク、あのネコはあんなに離れた小島に
いるんだぞ?」
ばしゃぁあん!
次の瞬間ミラーは太陽を背に受けなが
ら昼とは違う顔を見せる黄金色に輝く
カリブ海へと飛び込んだ
スネークは彼のドルフィンキックから
飛び散るオレンジ色の水一つ一つに目
を傾けながら思う
………ドラゴン………
それは言わずと知れず有名な神話に登
場する架空の怪物である
つまりなにが言いたいのかというと
ドラゴンが現れたのである
ミラーになにが起こったのか解らない
ただ彼はネコを庇って出てきたドラゴ
ンになにかをされたのである
ただそれだけのことしか解らない
スネーク「あのネコを追う理由が一つ
増えたな…」
彼はスネーク、フリーのジャーナリス
トだ
次回予告
無いです
次回スネーク未知との遭遇
~ハイエナランポス~
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